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こんにちはTKです。
FIREを目指してインデックス投資をメインに資産形成に励んでおります。先日、一歩先に脱サラ(バリスタFIRE)して飲食店でバイトをしている知人と話す機会がありました。その時に知人がぼやいていたのが新紙幣に切り替わるという話。なんでも、知人が働いているバイト先でも券売機の入れ替えなどがあり、色々とメンドクサイらしい。そんなハナシを聞いたので、新紙幣について調べてみました。
最近はキャッシュレスが大半だから、自分には関係ないと思っていましたが、実際には色々なところで影響が出そうな気がしますね。
FIREしたあと、調子はどう?
のんびりバイトしてる
でも、新紙幣でバタバタしているんだよ
そういえば、お札変わるってニュースで言ってたなぁ
FIREに向けて書いた記事です、お時間あれば読んでください
新紙幣って何?
・いつから導入されるのか?
新紙幣は、2024/7/3から導入されます。この新紙幣は、現在流通している紙幣よりも高度な偽造防止技術を搭載しており、デザインも一新されます。
・デザインは?
新しい紙幣のデザインは、日本の歴史や文化を反映したものになっています。例えば、新1万円札には渋沢栄一の肖像が描かれています。その他の紙幣も、偽造防止技術としてホログラムや透明インクが使用されるなど、最新の技術が取り入れられています。2019年の麻生太郎財務大臣(当時)のインタビューでは偽造防止に力を入れていくと言っておりました。
紙幣 | 旧デザイン | 新デザイン |
---|---|---|
千円 | 表面:野口英世 裏面:富士山と桜 | 表面:北里柴三郎 裏面:富士山 |
五千円 | 表面:樋口一葉 裏面:燕子花図(尾形光琳) | 表面:津田梅子 裏面:藤の花 |
一万円 | 表面:福沢諭吉 裏面:平等院鳳凰堂 | 表面:渋沢栄一 裏面:東京駅丸の内駅舎 |
古い紙幣は使えるの?
新紙幣が導入されると、「古い紙幣は使えるのか?」という疑問が出てきます。基本的に、古い紙幣も引き続き使用可能です。ただし、徐々に新紙幣への交換が進められるため、古い紙幣の流通量は次第に減少していくでしょう。銀行や郵便局で古い紙幣を新しいものに交換することもできます。
日銀のホームページで調べたところ、聖徳太子の1万円札も使えるそうです。ただ、券売機や自動レジでは受け付けてくれないでしょうし、、、若い人が見たら偽札に疑われますね^^
券売機の更新にいくらくらいかかるの?
新紙幣導入に伴う大きな課題の一つは、自動レジ、券売機や自動販売機などの更新です。最近では人手不足の影響などを受けて、スーパーの自動レジや飲食店での券売機の導入などが進んでいるので影響がありそうです。
・ソフトアップデートなどで対応できるもの
一部の最新の券売機や自動販売機は、ソフトウェアのアップデートだけで新紙幣に対応できるものもあります。これにより、比較的低コストで対応が可能なようです。新紙幣の発表がされてメーカーに先行で紙幣のスペック情報が開示された後の機種でしょうから、導入後2~3年のものになるかと思います。
・ハード交換(紙幣読み取り部の部品交換)が必要なもの
多くの機械では、紙幣読み取り部の部品交換が必要になると思います。この場合、部品代と作業費用がかかります。具体的な費用は機種やメーカーによりますが、数万円から十数万円程度が一般的なようです。交換作業にかかわる工数とかも考えると、飲料自販機などで売り上げが少ない設備では赤字になるところも出てきそうですね。
・そもそも古すぎて全交換が必要なもの
古い機種の場合、部品交換だけでは対応できず、機械全体の交換が必要になることもあります。この場合、新規購入費用が発生します。券売機や自動販売機の新規購入費用は機種によりますが、安くても50万円程度はするようです。
冒頭の知人のバイト先では、こちらの対応だったみたいで社長が困っていたそうです。
※ラーメン屋さんが、券売機を新紙幣対応に更新する費用について、SmartFLASH 2024年2月26日のネット記事にありましたので参考までに
券売機更新に補助金が出る場合もある
新紙幣導入に伴うコスト負担を軽減するため、一部の自治体では補助金制度を設けています。例えば、東京都葛飾区では、新紙幣に対応した自動販売機の買い替えや改修を行った区内の中小店舗を対象に、新紙幣対応自動販売機1台につき30万円を上限として、費用の半分を負担する支援を行っています。また、愛知県大口町などでも同様の支援が行われているとのことです。
葛飾区の例
・対象 新紙幣に対応した⾃動販売機の買い替え又は改修を⾏った区内の中小店舗
・補助額 新紙幣対応⾃動販売機1台につき 1/2(限度額30万円)
・予算額 66百万円
↓↓下記画像にリンク張っておきます↓↓
キャッシュレスのみに変更するメリットとデメリット
素人考えなのですが、最近は現金を使用することがほとんどないので、現金使えなくてもいいんじゃね?ということが頭の片隅に浮かびました。ですので、新紙幣導入に伴いキャッシュレス決済への完全移行を検討する店舗もあるかもしれません。キャッシュレスのみに変更するメリットとデメリットを考えてみました。
メリット
項目 | 説明 |
---|---|
コスト削減 | 現金管理に伴う手間やコストを削減できる。現金の取り扱いがなくなることで、現金盗難のリスクも減少する |
効率化 | キャッシュレス決済は迅速かつ正確で、レジ業務の効率化につながる。 |
利便性 | 顧客にとっても、クレジットカードやスマホ決済の利用は便利になる。 |
デメリット
項目 | 説明 |
---|---|
顧客層の制限 | 現金しか使用できない顧客を取りこぼす可能性がある。特に高齢者層などは、現金を好む傾向がある。 |
導入コスト | キャッシュレス決済のシステム導入や維持にはコストがかかる。 |
技術的トラブル | システム障害や通信トラブルが発生した場合、決済ができなくなるリスクがある。 |
現金を使いたいお客様もいる
キャッシュレス化が進む中でも、依然として現金を好む購買層が存在します。特に、高齢者や現金管理が習慣化している層にとっては、現金の使用が重要です。このため、完全キャッシュレスにする場合には、自分の顧客層の分析が大事になってくると思います。
まとめ:自分への影響
「新紙幣発行は自分の生活にあまり関係ない」と思っていたのですが、色々と調べてみた結果、様々な部分で新紙幣対応のためにコストが発生していることがわかりました。ですので、直接的な影響としては値上げにつながることがあるだろうなぁ。間接的な影響としては、株式投資している会社でも新紙幣対応での需要が発生して株価に影響するのかもというところでした。
新紙幣特需で潤う会社を探して、儲けるぞ!!
最後に簡単に自己紹介。
こんなレベルでブログを始めてあたふたしてますのでよろしくお願いします。
FIREするためにまじめに働くという矛盾と戦っている40代のサラリーマンです。ITレベルが低すぎてブログやりつつスキルアップ目指してます。
・WORD、Excel:何とか使える
・プログラミング:まったく無理
・パソコンの設定:サポートに丸投げするタイプ
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