FIREへ向けての算段

資産形成

こんにちは、TKです。

FIREを目指して資産形成などに励んでおりますが

そのなかで大事なのは資金計画、保険のコーマーシャルではないですが「お金は大事です」

FIREを目指す過程でまず最初に実施しておく、自分自身の現状把握について3STEPで紹介します。


3STEP

まずは下記の3つを実施すれば現状把握ができ、スタートラインに立てます。当たり前のことですが、定量的に「現状把握」することで 「ありたい姿(FIREした自分)」とのギャップが認識できるので、やるべきことが決まります。

 STEP1 支出見込み金額の把握

 STEP2 手持ち資産の把握

 STEP3 退職後に得られる収入の把握


本題に入る前に、FIREについて簡単に説明しておくと「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取ったもので、直訳すると「経済的自立と早期リタイア」ということになります。

ざっくりいうと 働かなくてもお金に困らず生活できる状態 という認識です。

ですので、FIREするためには「1億円あれば余裕」とか、「3000万円でも行けるじゃん」などの色々な情報がありますが、 自分の場合はいくら必要か がわからないと先に進めません。

50歳の独身サラリーマンをモデルにした場合の把握方法です。ざっくりとした数字でイメージを持つことが大事だと思います。


  • STEP1 支出見込み金額の把握

   まずは、現在の支出および将来予想される支出額の算出をします。

   A:現在の年間支出の把握方法→去年の1月から今年の1月までの支出合計を足し算する

   B:将来の支出金額→A(上記の1年間の支出)×50年(残り寿命)

   かなり乱暴な計算ですが、Bの金額が生涯にわたり必要な大まかな金額になります


STEP2 手持ち資産の把握

   次に現在手持ちの資産の算出をします。

   こちらは簡単で、銀行や証券会社などの資産の足し算になります。

   C:現在の資産


STEP3 退職後に得られる収入の把握

   退職後に得られる見込みの収入を計算します

   D:退職金 確定拠出型や確定給付型など会社によって異なるので就業規則で確認します

   E:公的年金(年額) 毎年1回はがきが来るのでそれを確認しましょう

   F:個人年金(年額) 個人年金などに入っていれば見込み金額を確認しましょう

   G:D+(E+F)×35年 ※65歳以降終身でもらえると仮定


STEP1~3により、今の時点で資金計画に余裕があるかを以下の式で判定できます

   支出(B)<  資産(C)+収入(G)

が成立すれば、かなりFIREできる可能性が高いはずです!!


計算例

 A:年間支出額 300万円

 B:将来の支出金額 300万円×50 =1億5000万円

 C:現在の資産 500万円

 D:退職金 500万円

 E:公的年金(年額) 150万円

 F:個人年金(年額) 50万円

 G:D+(E+F)×35年 → 500万円+(150万円+50万円)×35 → 7500万円

 B と C + G を比較すると

 B(1億5000万円) > C+G (500万円+7500万円=8000万円)

となり、この場合はFIREできる可能性は限りなく低くなります


上記のように計算して、まずはおおまかに現状を把握することで何をすべきかのアイデアも出てくると思います。おおまかな把握ができた後にインフレ率の考慮、年金の減額見込み、資産収入、バイト収入などを追加していけばいいと思います。

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