複雑で難解なセンバツ甲子園のトーナメント抽選方式を調べてみた

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こんにちはTKです。

2/28に2025年の選抜大会の抽選手順やチケット販売概要が決まったとのニュースが出てました。そろそろセンバツまで数週間となり、春が近づいていることを実感しますね。このニュースを見て、ふと思ったのが「抽選手順の決定」。抽選って単純に北(もしくは南)から順番でくじ引くだけだと思っていたので意外でした。そこで、選抜甲子園の抽選方法を調べてみました。
ネットなどの情報で半日ほどかけて色々調べてようやく理解できましたが超複雑です。。。考えた人は凄いと思いますし、これを間違いなく運営していくスタッフの緊張感を想像しただけで大変。

ネットニュースでは概要のみの発表だったので詳細な手順は若干異なるかもしれません。3/8の組み合わせ抽選会を見ながら答え合わせをしたいと思います。

なかなか記事にまとめるのが難しくわかりにくい内容ですが、お暇な方はぜひ読んで3/7の組み合わせ抽選を楽しみましょう!!


↓↓↓AIによる今年の優勝予想↓↓↓


まとめ
選抜の抽選は単純な抽選方式ではなく、同県での対決、各地区ごとの対決をできる限り少なくなるように配慮しているため、予備抽選→ブロック分け→本抽選と何段階かに分けた抽選になってます。下記のようなブロックごとに分かれるような方式で抽選してます


基本的な考え方

選抜大会は当初より地区対抗の意味合いがあったようで、できる限り同地区での対ではなく各地区代表ごとでの試合を組みたいという意図があり、以下の方針に沿って組み合わせ抽選が行われています。

・同じ都道府県のチーム同士は決勝まで対戦がない。
・同地区での対戦
 2チーム選出の地区 → 決勝まで対戦がない。
 3~4チーム選出の地区 → 準決勝まで対戦がない。
 5~8チーム選出の地区 → 準々決勝まで対戦がない。

抽選手順(概略)

抽選の手順は以下のようになります。
 1.予備抽選
 2.関東/東京地区の抽選
  ブロック分け → 本抽選
  ※他地区も同様
 3.近畿地区の抽選
 4.九州+北海道の抽選
 5.東北、東海地区の抽選
 6.北信越、中国、四国地区の抽選

抽選手順① 予備抽選

 この後に行われる、ブロック分けと本抽選のくじを引く順番を決めるための抽選。例年だと前日の会場受付の順番でくじ引きをして、予備抽選番号として(1~32)の番号が割り当てられる。この後の抽選では予備抽選番号が若いチームからくじを引くことになります。

抽選手順② 関東/東京地区の抽選

センバツの抽選は前述したように同地区同士の対戦を極力避けるため出場校の数が多い地区から抽選を始めます。今年は関東/東京地区が8校と一番多いので、関東/東京地区から開始です。

ざっくり書くと、下記の「イ~チ」の8ブロックに1校づつ割り当てられるように抽選をします。

手順
 ・ブロック抽選① 2校選出の都道府県のX,Y分割
  2校選出されている都県(今年は東京、神奈川)のチームをX,Yのブロックで分けます。
  東京の2チームでX,Y1枚づつ入ったくじを引く
  神奈川の2チームでX,Y1枚づつ入ったくじを引く
 ・ブロック抽選② 他県代表校のX,Yブロック分け
  東京神奈川以外の代表校(群馬、埼玉、千葉、山梨)の4チームをX,Yにブロック分け
  X,Y2枚づつ入ったくじを4チームが引く
 ・ブロック抽選③と本抽選
  Xブロックの抽選
   先ほどの抽選でXブロックに入った4校がイロハニの4枚のくじを引く
   ブロック分け後に、そのまま本抽選を実施
   2校目がイロハニの残り3枚のくじを引く
   以下同じ
   例:東京代表の早稲田実業が最初にくじを引き「ロ」をひく
     5~8の番号が入ったくじを引き「7番」を引く
     →トーナメント表の7番の位置が早稲田実業になる
  Yブロックの抽選
   先ほどと同じ形でホヘトチの各ブロックに分かれる。

抽選手順③ 近畿地区の抽選

手順
 ・ブロック抽選① 2校選出の都道府県のX,Y分割
  和歌山県の2チームをX,Yで分割
 以下手順は関東/東京と同じ。

下記の「イ~ニ」の4ブロックのうち3ブロックに1校づつ、「ホ~チ」の4ブロックのうち3ブロックに1校づつ割り当てられるように抽選をします。

抽選手順④ 九州+北海道の抽選

今年は出場校数の兼ね合いで、九州と北海道を一緒に抽選するようです。

手順
 ・ブロック抽選① 2校選出の都道府県のX,Y分割
  沖縄県の2チームをX,Yで分割
 以下手順は近畿と同じ。

「イ~ニ」の4ブロックのうち3ブロックに1校づつ、「ホ~チ」の4ブロックのうち3ブロックに1校づつ割り当てられるように抽選をします。

抽選手順⑤ 東北、東海地区の抽選

東北、東海の6チームのうち予備抽選で一番若い番号を引いたチームが所属する地区から始めます。
※今回は東北からくじ引きと仮定

手順(東北地区)
  ・ブロック抽選① X,Yブロック分け
   3チームでX,Yが2枚づつ入ったくじを引きます
   ※以下は仮にXが1チーム、Yが2チームのくじになったとして説明
  ・ブロック抽選②と本抽選
   Xブロックの本抽選
    先ほどの抽選でXブロックに入った1校が「1~16」のくじを引く
    (すでにほかの地区が引いた番号以外の残り6枚)
   Yブロックの抽選
    先ほどの抽選でYブロックに入った2校がC,Dの2枚のくじを引く
    ブロック分け後に、そのまま本抽選を実施
    同様に2チーム目も実施
    例:最初にくじを引いたチームが「C」を引く
      17~24の番号が入ったくじを引く 
      (すでにほかの地区が引いた番号以外の2~4枚)

Xに1校、C,Dに各1校づつの割り当てになる。
※最初のX,Yの組み分けでYに1校、A,Bに各1校づつになる場合もあり

手順(東海地区)
  ・ブロック抽選① X,Yブロック分け
   3チームでXが1枚,Yが2枚(逆の場合もあり)づつ入ったくじを引きます
  以下は東北と同じ形式

Yに1校、A,Bに各1校づつの割り当てになる。
※最初のX,Yの組み分けでXに1校、C,Dに各1校づつになる場合もあり

抽選手順⑥ 北信越、中国、四国地区の抽選

北信越、中国、四国の6チームのうち予備抽選で一番若い番号を引いたチームが所属する地区から始めます。
※今回は北信越からくじ引きと仮定 
 手順(北信越地区)
  ・ブロック抽選
   2チームでX,Yが1枚づつ入ったくじを引きます
  ・本抽選
   Xを引いたチームが「1~16」のくじを引く
   (すでにほかの地区が引いた番号以外の3枚)
   同様にYも実施

X,Yに各1チームづつが割り当てられる

同様に中国、四国も実施。
※最後の地区はX,Yのブロック抽選の時点で組み合わせが決定。

まとめ

出来る限り同地区の対決を避けるために考え出された抽選方法とのことなので非常に複雑ですね。単純な抽選ではないと言う事を頭の片隅に入れて3/7の組み合わせ抽選会を楽しみにしていきたいと思います。


最後に簡単に自己紹介。
こんなレベルでブログを始めてあたふたしてますのでよろしくお願いします。

FIREするためにまじめに働くという矛盾と戦っている40代のサラリーマンです。ITレベルが低すぎてブログやりつつスキルアップ目指してます。
・WORD、Excel:何とか使える
・プログラミング:まったく無理
・パソコンの設定:サポートに丸投げするタイプ


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