29歳が受け取る年金は現役世代の半分

資産形成

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こんにちはTKです。

FIREを目指して日々色々と情報収集をしております。現在48歳の私としては、将来もらえる年金の金額がどの程度になるのかは非常に大きな関心があります。そんな時に、2024/7/4の読売新聞に年金に関する記事が出てました。『現在の29歳、受け取る年金は現役世代の50・4%…2060年度の65歳世帯で月21・4万円』というタイトル。

この記事を読んで感じたことをいくつか書いてみたいと思います。

記事の概要

厚生労働省が7/3に公表した、公的年金財政の長期見通し「財政検証」についての報道記事でざっと書くと今後の年金支給額の見込みが書かれており、記事の見出しにあるように今29歳の人が65歳になるころには所得代替率が約50%になるという内容でした。詳細は読売新聞の記事または後述の厚労省の資料を見て下さい。

・過去30年と同様の経済状況が続く場合

 2024年度(今)・・・所得代替率61.2%

 2040年度(49歳の人が65歳になる時期)・・・56.3%

 2060年度(29歳の人が65歳になる時期)・・・50.4%

記事のもとネタ

厚生労働省で、少なくとも5年ごとに国民年金及び厚生年金の財政の現況及び見通しの作成、いわゆる財政検証を実施しており、7/3に2004年版の資料が公表されました。正直数字が色々ありすぎて頭が痛くなるのですが、気になった点が2点ありました。

厚労省のサイトを参照して下さい

気になったこと① モデルケースが専業主婦世帯なの?

先ほどの読売新聞にも書いてあった所得代替率の計算、モデル世帯が基本的に夫:サラリーマンと妻:専業主婦のケースを想定しているんですよね。今のご時世でそれをメインで制度設計しているのは正直違うんじゃないかなと思ってます。今回から単身男女ごとに65歳時の平均受給額の資産もしているらしいですが、、、

制度設計の根本にかかわる部分なので簡単には変えられないのでしょうが、そろそろ見直さないと試算をすることだけが目的になってしまい、ふたを開けたら実情と全然違うなんてことになりそうで危惧してます。

気になったこと② お金貯めとかないと一生働かされるな

今:61.2% → 36年後:50.7%と確実に年金が減ると言う事を政府が宣言しているものだと思ってます。楽観、悲観などのシナリオが多数ありますが、過去30年と同様の経済指標ならば50.7÷61.2でマイナス20%くらいのイメージです。

計算の前提とか色々な疑問点はありますが、今の高齢者より年金が減ると言う事だけは間違いなさそうです。ですので、年金だけでは生活が出来ないので「ある程度の資産を持つ」か「働き続ける」の2択になるのは間違いなさそうだということが読み取れます。

今回の公表資料では「国では面倒を見きれないので自己責任でよろしく!!」と言いたいのではないかと勘繰ってしまいます。

資産形成に向けて

一般の人たちにとって老後資金のうちで、公的年金はかなりの割合を占めるものだと思います。毎年1回送られてくる年金定期便には見込みの支給額が書いてありますが、今回の試算の結果を考慮するとそこに書かれている金額の80%程度が実際にもらえる金額だと思って人生設計をする必要がありそうですね。

そうなると、当然ながら生活費が足りなくなる可能性があるので資産形成が必要になってくると思います。FIREするための資産形成と思っていたけど、定年まで働いてもある程度資産形成しないとまずいと言う事で覚悟ができました。私自身は資産形成の方法としてはインデックス投資をしておりますし、サラリーマンでフルタイム勤務している場合にはインデックス投資が最適だと思います。


最後に簡単に自己紹介。

こんなレベルでブログを始めてあたふたしてますのでよろしくお願いします。

FIREするためにまじめに働くという矛盾と戦っている40代のサラリーマンです。ITレベルが低すぎてブログやりつつスキルアップ目指してます。

・WORD、Excel:何とか使える

・プログラミング:まったく無理

・パソコンの設定:サポートに丸投げするタイプ

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