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プロ野球では、毎年シーズン中にも複数のトレードが行われます。特にトレード期限が近づく7月下旬には、チームの補強や再編を目的とした駆け込み移籍が相次ぎ、ファンの注目を集めます。
2025/5/30に中日の岩崎翔選手がオリックスへ金銭トレードのニュース。
そこで気になるのが「途中でトレードされた場合、年俸ってどうなるの?」という疑問。
この記事では
・2025年のトレード期限はいつ
・2025年のシーズン中のトレード事例
・中田翔選手の無償トレードの噂
・シーズン中トレードでの年俸の扱い
をまとめております。
2025年の5月には秋広選手の巨人からソフトバンクへのトレードや中日の中田翔選手の無償トレードの噂などもありました。
2025年のトレード期限はいつ?
2025年のNPBトレード期限は「7月31日まで」となっております。
こちらは「日本プロフェッショナル野球協約2025」(以降は野球協約と表記します)第108条(譲渡可能期間)に規定されております。
第13章 選手契約の譲渡
第108条(譲渡可能期間)
選手契約の譲渡が許される期間は、年度連盟選手権試合シーズン終了の翌日から翌年7月31日までとする。ただし、この協約に基づくウェイバーの請求による選手契約の譲渡に関してはこの限りではない。
※出典:日本プロフェッショナル野球協約(2025年版)
2025年シーズン途中でのトレード例
2025年のシーズン中(2月以降)のトレードは2件あります。
2025/5/1 山野辺 翔選手(西武→ヤクルト)
西武の7年目の内野手 山野辺選手が金銭トレードでヤクルトへ移籍しました。ヤクルトの内野手が故障者続出のため、緊急補強の形でトレードとなったようです。
2025/5/12 秋広選手など(巨人←→ソフトバンク)
巨人とソフトバンクの間で行われた2対1のトレード
秋広優人内野手、大江竜聖投手 巨人 → ソフトバンク
リチャード内野手 ソフトバンク → 巨人
2025/5/26 中田翔の移籍はあるのか?(噂段階)
2025年5月末には、中田翔選手が中日からソフトバンクへ無償トレードされるという報道が一部メディアで浮上。こちらも注目です。
こちらの記事にまとめてありますので参考にご覧ください。
2025/5/30 岩崎翔選手(中日→オリックス)
中日のベテラン岩崎翔投手が金銭トレードでオリックスへ移籍しました。中継ぎ投手が不安定なオリックスからの要望に応じたものだと推測されています。
ただ、金銭トレードと言う事で中日側のメリットについては疑問が投げかけれれています。
トレードされた場合、年俸は変わるのか?
気になるのがトレードされた場合の年棒。
プロ野球選手の場合は高額な年俸で契約しているため、どのような扱いになるのでしょう?
NPB野球協約 第105条の内容
NPBの「野球協約 第105条」には、以下のように明記されています。
第105条(選手契約の譲渡)
(1)球団は、その保有する選手との現存する選手契約を参稼期間中、又は保留期間中に、他の球団に譲渡することができる。
(2)選手契約が譲渡された場合、契約に関する球団の権利義務は譲り受け球団に譲渡される。
※出典:日本プロフェッショナル野球協約(2025年版)
難しい条文なので、やさしく言い換えると以下のような内容になります。
(1)球団は、在籍中または保留中の選手を、他の球団にトレードなどで移すことができる。
(2)トレードされた場合、年俸など契約の内容はすべて新しい球団が引き継ぐ。
野球協約の内容で年棒はどうなるのか?
上述のように野球協約で
(2)トレードされた場合、年俸など契約の内容はすべて新しい球団が引き継ぐ。
となっているので、選手に支払われる年俸は変更されない。
という事になると思います。
まとめ|年俸は変わらない
シーズン途中にトレードされた場合でも、年俸の額や契約内容は変更されない。
新しい球団がそのまま契約を引き継ぎ、選手には契約通りの年俸が支払われます。
途中移籍で話題になる年俸の扱いですが、実際には協約に基づく明確なルールが存在しており、選手の収入に変動が生じることは基本的にありません。
一般サラリーマン目線で考えれば、一度契約した給料が会社都合で一方的に途中から変わってしまうと困りますので、当たり前のことですね。
※本記事はNPBの野球協約に基づいて一般的な解釈を記載していますが、実際のトレードや契約内容は個別の事例により異なる場合があります。正確な情報はNPB公式資料や球団の発表をご確認ください。
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