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2025年のプロ野球ペナントレースもいよいよ佳境
そろそろ、クライマックスシリーズや日本シリーズ
のポストシーズンゲームが気になる季節ですね。
2024年の日本シリーズを思い出すと
セ・リーグ3位から勝ち上がった
DeNAがパ・リーグ王者のソフトバンクを
倒して、1998年以来の日本一
今年はどんな展開になるのでしょうか?
でもそんなポストシーズンゲームですが
こんな疑問が毎年のように話題になるのが
プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)。

「リーグ優勝したのに
日本シリーズに出られないのはおかしい」

「3位からでも日本一って…
なんか納得いかない」
制度が始まってから約20年。
今でも「おかしい」と言われる理由は
たくさんあります。
この記事では、CSの制度をおさらいしながら
なぜ「おかしい」と言われるのかを
わかりやすく紹介します。
こちらの記事で日本シリーズのチケット販売日程予想を
しておりますので、あわせてご覧ください!

クライマックスシリーズの概要
どんな制度でいつから始まったの
クライマックスシリーズは
レギュラーシーズン上位3チームが出場する
ポストシーズン。
最初に導入したのは パ・リーグ。
2004年からプレーオフとして始まりました。
その後、セ・リーグも2007年から導入。
両リーグで行われるようになり、
今では秋の恒例イベントです。
現在のルール(1位に1勝アドバンテージ)は
2008年からスタートしました。
【ファーストステージ】
2位 vs 3位(3戦2勝制)
【ファイナルステージ】
ファーストステージの勝者と
ペナント優勝チームが対戦
(6戦4勝制・優勝チームに1勝アドバンテージ)
勝ち抜いたチームが
日本シリーズへ進出します。
2025年の日程は
2025年は
10/11~ ファーストステージ
10/15~ ファイナルステージ
と例年通り10月中旬に開催予定です。
セ・パともにシーズン終了後に始まり、
日本シリーズへつながります。
(※詳細はNPB公式の発表を確認してください)
クライマックスシリーズのチケット情報です。
観戦予定の方は要チェックです。

おかしいと言われるポイントtop3
① 負け越しでも日本一になれる
シーズンで借金があっても
3位ならCSに出場可能。
短期決戦に勝ち続ければ
そのまま日本一になることもあります。
「半年間戦った意味が薄れる」
という批判が毎年あがります。
② 半分の6チームが進出できる
12球団のうち6球団が出場。
(セ・パそれぞれ3球団)
メジャーに比べて総チーム数が少ないため
ポストシーズン出場の可能性が高く
「出場枠が広すぎて価値が下がる」
という意見もあります。
③ 優勝チームが不利になることも
リーグ1位はファイナルから登場。
調整期間が空きすぎて
試合勘を失うケースもあり
連戦で勢いのある2位・3位に
押し切られることもあります。
「本来強いチームが不利になる」
という声も多いです。
過去の下剋上の事例
2008年に現行のクライマックスシリーズの
制度となってからも、下位チームが勝ち上がる
ことはたびたび起きています。ここでは
3位チームから勝ち上がった例を紹介します。
下剋上があるからこそ盛り上がりますが、
「おかしい」と言われる大きな理由でもあります。
2010年 ロッテ
パ・リーグ3位からCSに進出。
ファースト・ファイナルを勝ち抜き、
日本シリーズでも中日を下して日本一。
「史上最大の下剋上」と呼ばれました。
2017年 DeNA
セ・リーグ3位から下剋上。
巨人とのCS争いを制し、
ファーストステージでは阪神を
CSファイナルで広島を撃破。
日本シリーズではソフトバンクと対戦し、
惜しくも敗れましたが存在感を示しました。
ラミレス監督の明るいキャラクターもあり
話題となったシーズンです。
2024年 DeNA
前回の2017年に続き「下剋上」の象徴となった年。
セ・リーグ3位から勝ち上がり、
CSで阪神・巨人を破って日本シリーズへ。
パ・リーグ王者ソフトバンクを倒し、
1998年以来の日本一を達成しました。
それでも優勝チームが有利
2008年に現行のアドバンテージ制度に
なってから、ペナントで優勝したチームが
日本シリーズに出たケースを割合でみると
両リーグともに80%程度となっていますので
数字的には優勝チームが有利な制度のようです。
※コロナの影響があった2020シーズンは除外
セ・リーグ
2008年から2024年の日本シリーズ出場チーム
※2020年を除く16シーズン。
日本シリーズ出場チーム | 回数 | 割合 |
ペナント優勝チーム | 13 | 81% |
2位チーム | 1 | 6% |
3位チーム | 2 | 13% |
パ・リーグ
2008年から2024年の日本シリーズ出場チーム
※2020年を除く16シーズン。
日本シリーズ出場チーム | 回数 | 割合 |
ペナント優勝チーム | 13 | 81% |
2位チーム | 2 | 13% |
3位チーム | 1 | 6% |
クライマックスシリーズの必要性
「おかしい」と言われることもある
クライマックスシリーズですが
以下のようなメリットもあります。
シーズン終盤での盛り上がり
CSが導入されてから、
3位争いまで注目されるようになりました。
優勝が早く決まった年でも、
「CS出場をかけた戦い」があるため、
最後まで緊張感のある試合が続きます。
ファンにとっても
シーズン終盤の見どころが増え、
リーグ戦全体の盛り上がりにつながっています。
収益面
観客動員数やテレビ中継の視聴率アップは、
CSが導入された大きな理由のひとつです。
短期決戦は注目度が高く、
チケット・グッズ・放映権料など、
球団やNPBにとって大きな収益源になります。
特にCSを主催する球団には
入場料収入が直接入るため、
リーグ優勝以外のメリットも生まれます。
・1位球団 ファイナルステージの収益
・2位球団 ファーストステージの収益
ともに億を超す収益を生み出します
「おかしい」と言われながらも、
こうした経済的な効果もあるので
なかなか廃止には出来ないですよね。
まとめ
クライマックスシリーズには
「おかしい」と言われる要素が多いです。
- 負け越しでも日本一の可能性
- 出場枠が多すぎる
- 優勝チームが不利になる場合がある
ただ一方で、
シーズン終盤まで盛り上がりを作る効果も大きいです。
「おかしいけど盛り上がる」
それをふまえてCSを楽しめればと思います。
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