2024夏の甲子園 バット変更の影響

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こんにちはTKです。

8月に阪神甲子園球場で開催されていた高校野球の夏の大会。今年の春から新基準の”低反発バット”が導入されました。新基準バットで初めての夏の選手権大会となったのですが、バット変更の影響でロースコアのゲームが多く展開された印象があります。そこで、2023夏の大会と比較しどの程度の違いがあったのかを記録で調べてみました。
※本記事のデータは「AERA増刊号 甲子園2024」「報知高校野球2024年9月号」で調べたものです。

まとめ

2023年に比べて2024年の大会は、1試合当たりの得点が激減してロースコアゲームが増えたことがわかりました。新基準バットによる変化があったと考えるのが妥当ではないかと思います。


タイブレークでの激戦を2試合制してベスト8になり、今年の話題になった公立の大社高校(島根)の記事です。


夏の甲子園って何?

このブログ読んでいる時点で説明いらないとは思いますのが、超簡単に書いておきます。日本全国の高校野球チームが競う全国高等学校野球選手権大会です。毎年夏に兵庫県西宮市の甲子園球場で開催され、全国的な注目を集めます。負ければば終わりのトーナメント制での熱戦は非常に盛り上がります。毎年、NHKで生中継され故郷でお盆休みを過ごす人たちがテレビ観戦したりしております。私自身はラジオを聞きつつドライブするのが密かな楽しみです。

出場校の決め方は

各都道府県で予選大会を実施し、優勝した学校が各県の代表として出場することになります。予選大会もトーナメントの一発勝負なので、思いがけないドラマが生まれることがあります。出場校の多い、北海道と東京ではそれぞれ2ブロックに分けて予選を実施し、2校づつが代表校となりますので計49校が代表校として全国大会に出場します。

バットの変更って?

日本高野連が以下の2点を目的として、バットの新基準を策定し2024年の選抜大会から導入されました。夏の選手権大会では今大会から切り替わりとなりました。
目的
 ①打球による負傷事故の防止(特に投手)
 ②投手の負担軽減によるケガ防止
変更内容
 ①バットの最大直径をこれまでの67mm未満から64mm未満と変更する。
 ②打球部の肉厚を従来の約3mmから約4mmとする。

上記の変更により、打球初速が約3.6%減少し反発性能も5%から9%落ちたとのことです。
詳細は下記の高野連HPを参照ください。
お知らせ | 日本高等学校野球連盟 (jhbf.or.jp)

2023と2024夏の甲子園での得点記録

2023年と2024年の甲子園大会の全試合のスコアを調べたものです。
ぱっと見ですが、2023年に比べて2024年のほうがロースコアゲームが多いように見えます。

データを比較

先ほどの2023年と2024年の総得点を簡単にまとめてみました。
・大会での総得点が 455点→308点
・1試合当たりの平均得点 9.5点→6.4点
と約2/3になっていることがわかりました。

1試合当たりの得点の分布をグラフにしてみると、以下のようになり明らかに差異があることが見て取れます。

まとめ

2023年と2024年のデータだけでの比較ではありますが、2024年の夏の甲子園大会では前年に比べて明らかに得点数が減少しているといえます。バットの変更以外にも要因はあると思いますが、バット変更による影響が大きな部分を占めているのではないかと思います。
来年以降も新基準の飛ばないバットでの試合になるので、各チームがどのような戦略で甲子園に臨んでくるかが非常に楽しみにになってきますね。甲子園で勝利するためのチーム強化方法が大きく変わってくると思います。


最後に簡単に自己紹介。
こんなレベルでブログを始めてあたふたしてますのでよろしくお願いします。

FIREするためにまじめに働くという矛盾と戦っている40代のサラリーマンです。ITレベルが低すぎてブログやりつつスキルアップ目指してます。
・WORD、Excel:何とか使える
・プログラミング:まったく無理
・パソコンの設定:サポートに丸投げするタイプ

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