2024夏の甲子園 タイブレークの記録

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こんにちはTKです。

阪神甲子園球場で開催されていた高校野球の夏の大会を楽しみに観ておりました。決勝戦は両チーム無得点のままで延長タイブレークに突入して決着がつくという熱い戦いで素晴らしいプレーを見せていただきました。決勝戦のタイブレークが印象に残ったので、今大会でタイブレーク決着した試合の記録を調べてみました。
※本記事のデータはバーチャル高校野球のホームページ上で調べたものです。

まとめ

ノーアウト1.2塁でも70%程度は1点以下なのですね、もう少し点が入るのかと思ってました。あとは、送りバントさせる確率がかなり高いことがわかり高校野球の定石は「チャンスには送りバントで進塁させて1点を取る」なのだろうと思いました。
・イニングごとの得点分布


タイブレークでの激戦を2試合制してベスト8になり、今年の話題になった公立の大社高校(島根)の記事です。


夏の甲子園って何?

このブログ読んでいる時点で説明いらないとは思いますのが、超簡単に書いておきます。日本全国の高校野球チームが競う全国高等学校野球選手権大会です。毎年夏に兵庫県西宮市の甲子園球場で開催され、全国的な注目を集めます。負ければば終わりのトーナメント制での熱戦は非常に盛り上がります。毎年、NHKで生中継され故郷でお盆休みを過ごす人たちがテレビ観戦したりしております。私自身はラジオを聞きつつドライブするのが密かな楽しみです。

出場校の決め方は

各都道府県で予選大会を実施し、優勝した学校が各県の代表として出場することになります。予選大会もトーナメントの一発勝負なので、思いがけないドラマが生まれることがあります。出場校の多い、北海道と東京ではそれぞれ2ブロックに分けて予選を実施し、2校づつが代表校となりますので計49校が代表校として全国大会に出場します。

タイブレークって何?

高校野球では春の選抜、夏の選手権大会ともに、以下概要でタイブレークという制度を採用しております。

[タイブレークの目的]
タイブレーク制度の導入は、試合の長時間化を防ぎ、選手の負担軽減や大会の日程を円滑に進行させるためです。特に高校生の試合では、選手の体調管理が重要視されているため、このルールが導入されています。

[タイブレークの基本ルール]
・適用開始イニング: 通常の9イニングが終了して延長戦に突入した場合、延長10回からタイブレークに突入します。
・ランナー配置: タイブレークでは、各イニングの開始時に、無死一・二塁の状況から攻撃が始まります。このランナーは前の回の打順に続いて前の2人の打者が走者として配置されます。
・打順: 打者は前の回に打席に立った選手の次から始まります。例えば、前の回に6番打者で終了していれば、タイブレークでは7番打者から攻撃が始まります。
・勝敗の決定: 通常の延長戦と同様に、1点でも多く得点したチームが勝利となります。両チームが同じ回で得点できないか、得点が同じだった場合、次のイニングも同じルールで続行されます。

[高校野球でのタイブレーク導入の歴史]
2018選抜~ 延長13回から適用(決勝は除外)
2021選抜~ 延長13回から適用(全試合)
2023選抜~ 延長10回から適用(全試合)

2024夏の甲子園でのタイブレークの試合

今年の甲子園では、6試合がタイブレークに突入しての決着となりました。全48試合ですので12.5%の確率(1/8)で延長タイブレークの試合が発生したことになります。
タイブレークとなった6試合のスコアボードです。8/15は3試合目の鶴岡東vs早実、4試合目の大社vs創成館が2試合連続でのタイブレークとなり、ナイター決着となった激闘でした。そして、それから中一日で実施された早実vs大社の試合は9回裏に大社が追いつき、最後は早実が内野5人の守備で守りきりタイブレークに突入という印象的な試合でした。

先攻と後攻のどちらが有利?

先ほどの6試合のなかで、先攻チームと後攻のチームのどちらの勝率が高いのかを調べてみました。
・先攻チームの勝利 4試合
・後攻チームの勝利 2試合
今年の夏の大会では、先攻チームのほうが勝率が良かったようです。これは6試合という少ないサンプル数での結果ですので参考程度ですね。

何イニングで決着した?

先ほどの6試合のなかで、延長10回以降で何イニングで決着したのかを調べた結果です。
・延長10回で決着 3試合
・延長11回で決着 3試合
無死一・二塁の状況からの攻防ですと、2イニングあれば決着できることが多いという結果が見えると思います。ちなみに1イニングで決着がつかなかった場合の10回での点数は、両チーム3点づつが1回、両チーム無得点が2回でした。

得点の分布は?

先ほどの6試合のなかで、各イニングで何点得点したかを先攻、後攻ごとに調べてみました。6試合、全18イニングで無得点が約39%、1得点が28%と1得点以下のパターンで70%程度を占めてます。無死一・二塁のチャンスだともう少し点が入るのかと思ってましたが、意外に点が入りにくいことがわかりました。

先頭打者に送りバントさせる割合

無死一・二塁の局面から、先頭打者への作戦として送りバントを選択する確率がどれくらいなのかを調べてみました。18イニング中で15回は先頭打者に送りバントを指示していました(そのうち一回は2ストライク後にヒッティングへ変更)
・先攻チーム
 送りバント 6回
 送りバントからヒッティングへ変更 1回
 ヒッティング 2回
・後攻チーム
 点差ゼロ 送りバント 4回
 2点負け 送りバント 3回
 3点負け ヒッティング 1回、送りバント1回
※バーチャル高校野球のテキストと動画からの見取り情報なので、間違ってたらゴメン。

まとめ

延長10回から導入されたタイブレーク制度ですが、思っていたよりも点が入らないなというのが感想です。今年の大会もタイブレークでのドラマが生まれましたが、今後の甲子園大会ではタイブレーク制度による名勝負がいくつも生まれていくのだろうなぁと感じる大会になりました。


最後に簡単に自己紹介。

こんなレベルでブログを始めてあたふたしてますのでよろしくお願いします。

FIREするためにまじめに働くという矛盾と戦っている40代のサラリーマンです。ITレベルが低すぎてブログやりつつスキルアップ目指してます。

・WORD、Excel:何とか使える

・プログラミング:まったく無理

・パソコンの設定:サポートに丸投げするタイプ

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