政策金利とSP500の関係

資産形成

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こんにちはTKです。

FIREを目指してインデックス投資をメインに資産形成に励んでおります。ここ最近の2024年7月の中旬から、SP500が上昇トレンドから若干変わりつつあります。そのなかで、7/31に日銀が政策金利を0.1%から0.25%へと利上げをしました。さらには、アメリカのFRBも9月には政策金利を利上げしそうな雰囲気になっております。さて、そうなると自分が投資しているSP500はどんな動きになるのだろう??
三菱UFJ国際投信が提供する「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」過去のデータから調べてみました。

まとめ

チャートからすると、そろそろ利下げしそうな気はする。この後の株価次第だけど、年内に0.5%×3回くらいやっても不思議じゃなさそう。

インデックス投資とは?

そもそもインデックス投資って何という簡単な説明です。インデックス投資は、特定の市場指標(インデックス)に連動することを目指した投資方法です。例えば、TOPIX、日経平均株価、S&P 500、MSCIオールカントリーなどの指数に連動するファンドに投資することで、市場全体の動きに合わせて資産が増減します。この方法は、個別銘柄を選ぶリスクを避け、分散投資を行うことができるため、初心者から上級者まで幅広く利用されています。特に長期分散投資が前提のNISAとの相性は非常にいいとされています。

SP500とは?

米国の代表的な株価指数であるS&P 500のことです。この指数は米国の大型株500銘柄で構成されており、広範な市場動向を反映する指数として広く認知されています。SP500に連動する投資信託などは多数発売されており、日本でも発売されております。今回はその中でも人気の高い、三菱UFJ国際投信が提供する「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の価格推移についてみていきたいと思います。本記事でSP500と記載したものは「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」とさせていただきます。また、使用しているデータは「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」のホームページに記載されている設定来データとなります。

SP500の実績

SP500の設定来の価格推移です。2018年の設定以来、基本的には右肩上がりのきれいなチャートになっております。今回の下落が、トレンドの変更なのかはわかりませんがコロナショックのタイミング以来の大きな下げになりそうです。

政策金利

政策金利は、中央銀行が金融政策を通じて経済を安定させるために設定する金利です。例えば、日本では日本銀行が政策金利を決定し、市場金利や銀行の貸出金利に影響を与えます。政策金利を引き下げることで企業や個人の借入が増え、景気が刺激されます。一方、政策金利を引き上げることで過度な経済成長やインフレを抑制します。近年では低金利政策が続き、デフレ対策や経済回復のための手段として活用されています。ちなみに日本の政策金利はバブルの崩壊以来30年弱ほぼゼロですので、株価への影響を実体験として持っている人は50代以降の人たちだけかもしれません。

アメリカにおける政策金利は、連邦準備制度理事会(FRB)が設定します。FRBは、政策金利を通じて経済の安定と成長を図ります。具体的には、フェデラルファンド金利(FF金利)が主要な政策金利として機能し、銀行間での短期資金の貸し借りに適用されます。政策金利を引き下げると、企業や消費者の借入コストが低下し、経済活動が活発化します。一方、インフレが進行する場合には、政策金利を引き上げて需要を抑制し、物価の安定を図ります。

近年では、2008年の金融危機後にゼロ金利政策が導入され、経済の回復を支援しました。さらに、2020年の新型コロナショックに対応して、FRBは再び低金利政策を採用し、大規模な金融緩和を行いました。しかし、2022年以降はインフレ率の上昇に対処するため、段階的な利上げが行われて推移しています。政策金利の変動は、アメリカ国内だけでなく、世界経済にも大きな影響を与えるため、国際的な注目が集まります。

アメリカのFF金利の推移

アメリカのFF金利がどのような推移で動いてきたのかを、グラフで見てみたいと思います。コロナショックで下げた金利を徐々に上げてきて、ここ1年くらいは5.5%で安定して動いておりませんでした。いつ利下げするのか?と言われて半年くらい経過した気がします。なお、こちらのデータはInvesting.comのホームページの数値を参考にプロットしました。

SP500とFF金利を重ねてみた。

先ほどの2つのグラフを重ねてみました。これを見ると、2019年の後半から金利を下げ始めていたところにコロナショックがあったので、一気に金利を下げて経済対策をしたのだろうと推測できます。

コロナ前後での拡大図と、現在の拡大図が以下になります。調べてみたところ、2020年の3月にはコロナウイルス問題の深刻化を受けて2回の緊急利下げで合計1.5ポイントの利下げを実施しました。この当時のSP500の値動き(約34%の下落)に比べると、最近の値動き(約11%の下落)はまだ大きな動きではないですし、コロナショックのように原因が明確なものでもないため緊急利下げは無いとは思いますが、そろそろ利下げしてもおかしくはない状況だと思いますね。今後の株価次第ですが、年内に数回の利下げあるかもしれませんね。

自分の対応

さて、政策金利の動きでSP500が影響される(株価の状況で政策金利が決まる)ことがなんとなくわかりました。それを踏まえて、「自分の投資方針としてどうするか」を考えてみたのですが、やはり継続してインデックス積立投資をやっていきます。というのも、この後に株価がどうなるかがわからないので、許容できるリスク範囲の中で投資継続がベターだと思ってます。

ちなみに7月14日には下記の記事を書いてましたが、すでに情勢が変わり、、、相場が終わったのかもしれません。なので、自分の勘を信じないことに決めてます(´;ω;`)ウッ…


最後に簡単に自己紹介。

こんなレベルでブログを始めてあたふたしてますのでよろしくお願いします。

FIREするためにまじめに働くという矛盾と戦っている40代のサラリーマンです。ITレベルが低すぎてブログやりつつスキルアップ目指してます。

・WORD、Excel:何とか使える

・プログラミング:まったく無理

・パソコンの設定:サポートに丸投げするタイプ

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