FIREを目指して資産形成に励んでいる私の経験：転職で入金力を上げる

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こんにちはTKです。

　FIREを目指して資産形成に励んでおります。いま、40代後半に差し掛かり定年までの資産形成がある程度はめど付けができつつあります。すぐにFIREできるまでの資産はありませんが、順調に進んでいると思っております。そのなかで、「なんでうまくいったのだろう？」と考えてみました。私が導き出した答えは「転職で入金力を上げることに成功したから」に尽きます。自分の経験も踏まえて、入金力アップのための転職について試算してみたいと思います

自分の経験
年収アップ分を投資に回した時の計算
年収アップによるメリット
転職するときの年収の重要性
まとめ

自分の経験

　私は28歳の時に転職を経験しました。前職は非常に忙しく、精神的にも肉体的にも限界を感じていたため、逃げるように転職しました。しかし、この転職が結果的に私の入金力を大幅に向上させました。今思えば、棚ぼた的に年収が上がりました。

　具体的には、新しい職場での給与は月3万円アップし、ボーナスも年間で20万円×2回アップしました。これにより、年間で76万円の収入増加となりました。転職の本来の目的は前職の辛さから逃れることでしたが、思わぬ形で資産形成に大きなプラスの影響を与えることになりました。

　自分自身は年収アップ分を全部投資に回したわけではありませんし、インデックス投資を本格的に始めたのもかなり後になってからですが、仮に年収増加分をすべて資産形成へ回した時の資産増加をシミュレーしてみたいと思います。

年収アップ分を投資に回した時の計算

　年収アップ分の76万円（毎月3万円、ボーナス分40万円）をインデックス積み立て投資に回しました。これがどのように資産形成に貢献したのか、以下の3つのシナリオでシミュレーションしてみます。

・年率0％（元本保証）
・年率3％（保守的な成長率）
・年率10％（攻めた成長率）

期間	年率0％（元本保証）	年率3％（保守的な成長率）	年率10％（攻めた成長率）
10年後	760万円	約870万円	約1200万円
20年後	1520万円	約2020万円	約4800万円
30年後	2280万円	約3680万円	約13600万円

［複利計算式］

　A:最終的な資産額
　B:毎年の積立額
　r：年利率（10％なら0.10）
　n：年数

年収アップによるメリット

　年収アップには多くのメリットがあります。まず、当然のことながら収入が増えることで、生活の質が向上します。さらに、余剰資金を資産運用に回すことで、将来的な資産形成にも大きく寄与します。　

具体的には、給与が上がることで以下のようなメリットがあります。

生活の安定と向上：収入が増えることで、生活費に余裕ができ、精神的な安定を得られます。また、旅行や趣味などにもお金を使えるようになり、生活の質が向上します。
資産形成の加速：余剰資金を投資に回すことで、複利効果を得ることができます。特に若い時期に始めるほど、長期的な資産形成に大きな影響を与えます。
将来への備え：増えた収入を貯蓄や投資に回すことで、老後の生活資金を確保することができ、FIREを目指すための基盤が築けます。

転職するときの年収の重要性

　転職を考える際には、年収のアップが重要なポイントとなります。先ほどの試算からも、年収が上がることで、資産形成のスピードが加速する可能性もあります。しかし、単に年収だけを重視するのではなく、以下の点にも注意することが大切です。インデックス投資での基本は長期投資ですので、長く続けられる職場であるかの見極めは年収とともに重要だと思います。

仕事の内容と適性：新しい職場での仕事が自分に合っているか、やりがいを感じられるかを確認しましょう。単に年収が高いだけでは、長続きしない可能性があります。
職場環境と人間関係：職場の雰囲気や同僚との関係も重要な要素です。良好な人間関係が築ける職場は、長期的に働きやすい環境となります。
キャリアアップの可能性：新しい職場でのキャリアパスや昇進の機会も考慮しましょう。長期的に見て成長できる環境かどうかを見極めることが大切です。

まとめ

　私自身は、28歳の時に転職を経験し、年収をアップさせることができました。すべてを投資に回したのではありませんが、この年収アップ分により結果的に資産形成が進められました。今回試算したようにすべて投資に回していれば、すでにFIREが可能だったかもしれません。転職を考える際には、年収アップの重要性を理解しつつ、自分に合った仕事や職場環境を見つけることが成功の鍵となります。私の経験が、同じようにFIREを目指す方々の参考になれば幸いです。