※本記事はアフィリエイト広告を利用しています
9月14日に初日を迎える
2025年秋場所(令和七年九月場所)。
名古屋場所から横綱に昇進した大の里
が初めて横綱として両国国技館に登場。
先場所、途中休場の豊昇龍も復帰し
豊昇龍・大の里の二横綱に注目が
集まります。
7月の名古屋場所を平幕優勝した琴勝峰や
2桁を挙げて大関取りの場所になる若隆景
なども今場所の優勝候補に。
この記事では
・秋場所の開催概要
・今場所の優勝力士の予想
・注目の取り組みの勝敗予想
を紹介いたします。
東京開催の秋場所を楽しんでいきましょう。
秋場所の結果を踏まえた
九州場所(十一月場所)の番付予想
はこちらの記事をご覧ください。

令和七年九月場所(秋場所)開催概要
今年の秋場所は以下の予定で行われます。
【日程】
9月1日 番付発表
9月14日 初日
9月21日 中日
9月28日 千秋楽
【開催地】
両国国技館(東京都)
秋場所チケット情報はこちら

過去1年の優勝力士
秋場所の優勝力士を予想する参考に
過去1年間の優勝力士をまとめました。
過去1年間の各場所優勝力士
直近一年の優勝者を振り返ります。
先場所は優勝を逃しましたが、
ここ1年で大の里が優勝3回と
「大の里時代」の幕開けになる勢い。
場所 | 優勝力士 | 備考 |
令和七年 七月場所 (名古屋場所) | 琴勝峰 13勝2敗 東前頭15 | 平幕優勝 |
令和七年 五月場所 (夏場所) | 大の里 14勝1敗 東大関 | 横綱昇進を 決める 連続優勝 |
令和七年 三月場所 (春場所) | 大の里 12勝3敗 東大関 | 大銀杏に なっての 初優勝 |
令和七年 一月場所 (初場所) | 豊昇龍 12勝3敗 西大関 | 横綱昇進を 決める優勝 |
令和六年 十一月場所 (九州場所) | 琴櫻 14勝1敗 東大関 | 初優勝 |
令和六年 九月場所 (秋場所) | 大の里 13勝2敗 西関脇 | 五月場所に 続いて 二度目の優勝 |
先場所(七月場所)の振り返り
7月に行われた名古屋場所。
IGアリーナのこけら落としとして
開催された、記念すべき場所では
前頭15枚目の琴勝峰が平幕優勝。
終盤には高安、大の里、霧島という
役力士との取り組みに3連勝しての
優勝は実力でもぎ取ったものです。
一方、上位陣は横綱の豊昇竜が序盤で
休場、大関の琴櫻が8勝。唯一、奮闘
していた大の里も中盤に引き癖で
崩れて4敗とイマイチの成績でした。
先場所後に実施した番付予想記事です
あわせてご覧ください

秋場所 番付
9/1に番付が発表されました。
通常通りの編成であれば、横綱の2人は
前半で小結の高安、安青錦、筆頭の玉鷲、阿炎
という実力者との対戦が組まれると予想されます。
幕内上位の番付表は以下になります。
東 | 番付 | 西 |
大の里 | 横綱 | 豊昇龍 |
琴櫻 | 大関 | - |
若隆景 | 関脇 | 霧島 |
高安 | 小結 | 安青錦 |
玉鷲 | 前頭筆頭 | 阿炎 |
伯桜鵬 | 前頭2 | 王鵬 |
熱海富士 | 前頭3 | 豪ノ山 |
平戸海 | 前頭4 | 若元春 |
琴勝峰 | 前頭5 | 一山本 |
詳細は相撲協会のホームページをご覧ください。
秋場所の注目力士
9/1に番付発表されました。
横綱大関陣
大の里
横綱に昇進して迎えた、先場所は勝つときは
力強い相撲で横綱らしい勝ち方でしたが
引き癖が何度も出てしまい、11勝4敗で
優勝を逃しました。
今場所も優勝候補の筆頭ではありますが
引き癖が出ると厳しいかも
豊昇龍
名古屋場所では初日白星の後に3連敗
5日目から休場となり、横綱昇進後では
2回目の休場。
夏巡業では順調に調整を重ねているため
復帰すれば優勝候補になります。
琴櫻
昨年の九州場所で初優勝したものの
初場所で負け越したあと、春場所からは
3場所連続での8勝7敗と今年に入ってから
精彩を欠いている琴櫻。
同じ部屋の琴勝峰が平幕優勝したので
発奮を期待したいところ。
三役
先場所も2桁勝利を挙げて、大関取りの
場所になる若隆景と前頭筆頭で11勝し
初の三役昇進となる安青錦に注目。
平幕上位
先場所、平幕優勝の琴勝峰が前頭5枚目
役力士との対戦が組まれる番付にあがり
幕内上位との対戦で真価が問われる場所
になります。
幕内上位常連の阿炎、最年長の玉鷲の
優勝経験を持つ力士二人も前半で横綱や
大関戦が組まれる可能性があり波乱を
起こすかもしれません。
平幕下位
先場所新入幕で大きく勝ち越した
草野、藤ノ川の若手ホープが今場所も
幕内下位での取り組みの見込み。
また、先場所全休の大栄翔も大きく番付を
下げて久しぶりの幕内下位での相撲。
序盤で勝ち星を伸ばすと優勝争いに
絡んでくる可能性が高くなってきます。
秋場所 優勝予想
場所前での優勝予想を確率付きで表にしました。
本命は横綱・大の里で40%。
対抗は豊昇龍で20%。直近の調子から大の里が
抜けているものの、豊昇龍が完全に復帰しての
2横綱による優勝争いを期待したいです。
ただし若隆景や先場所優勝の琴勝峰も侮れず、
序盤で横綱が崩れるようだと波乱の可能性も。
力士 | 優勝確率 | コメント |
---|---|---|
大の里 東横綱 | 40% | 現役最強の実力。 引き癖が出なければ 優勝最有力。 |
豊昇龍 西横綱 | 20% | 途中休場明けだが、 復帰すれば実力十分。 体調次第。 |
琴櫻 東大関 | 10% | 今年は安定感を欠くが 地力はあるので。 |
若隆景 東関脇 | 5% | 大関取りの勝負場所。 安定感があり勢いに 乗れば優勝も狙える。 |
琴勝峰 東前頭5 | 5% | 名古屋場所で平幕優勝。 上位総当たりの番付で 連続優勝なるか。 |
安青錦 西小結 | 5% | 勢いある新三役。 大波乱を起こすか。 |
その他 | 15% | 阿炎、玉鷲、大栄翔 などの実力者や草野、 藤ノ川などのホープに よる平幕優勝も。 |
優勝争いの予想
序盤戦が終わり、豊昇龍と大の里の
両横綱が好調な秋場所。
今後の展開を予想していきたいと思います。
千秋楽終了での成績
千秋楽は本割で豊昇龍が勝って決定戦に
両横綱による決定戦での決着になりまっした。
成績 | |
2敗 | 大の里(横綱) 豊昇龍(横綱) 優勝決定戦で大の里が優勝 |
両横綱の今後の取り組み相手の予想
優勝争いは両横綱が中心になる雰囲気ですので
今後の対戦相手を予想。
好調の安青錦と豊昇龍の対戦が残っているので
いつ組まれるかが注目です。
七日目終了時点での予想です
大の里 予想対戦相手 | 豊昇龍 予想対戦相手 | |
中日 | 平戸海 | 豪ノ山 |
九日目 | 若元春 | 琴勝峰 |
十日目 | 琴勝峰 | 若元春 |
十一日目 | 高安 | 霧島 |
十二日目 | 霧島 | 安青錦 |
十三日目 | 若隆景 | 琴櫻 |
十四日目 | 琴櫻 | 若隆景 |
千秋楽 | 豊昇龍 | 大の里 |
※十一日目以降は星次第では幕内下位の力士
との対戦が組まれる可能性も高そうです。
注目取り組みの勝敗予想
注目の取り組みについて予想していきたいと思います。
【初日】9月14日(日)
大の里 ー 安青錦
先場所優勝を逃した、横綱の大の里と
11勝を挙げて小結に昇進した安青錦の
注目の一番が初日の結び。
初顔となった、先場所は大の里が勝利
今場所も大の里有利と予想。
【結果】大の里勝利
大の里が安青錦を一気に土俵際に
押し込んで寄り倒し。
横綱の強さを見せつけました。
琴勝峰 ー 若元春
先場所、平幕優勝の琴勝峰が幕内上位に挑戦。
初日は実力者の若元春との対戦。
先場所の優勝の勢いで琴勝峰が有利と予想。
【結果】若元春勝利
若元春が地力を見せて勝利
【二日目】9月15日(月)
高安 ー 豊昇龍
先場所、途中休場の横綱豊昇龍は二日目の
結びで苦手の高安と対戦。名古屋場所の初日
では横綱に軍配が上がりましたが今場所は
どうなるか。
豊昇龍が横綱の意地を見せて勝利と予想。
【結果】豊昇龍勝利
まわしの取り合いから最後はもろ差しに
なり、寄り切りで豊昇龍が勝利。
大の里 ー 玉鷲
結び前の一番では、大の里とベテランの玉鷲。
先場所は後半の十日目の取組で、土俵際で
逆転されて玉鷲に痛い黒星。この敗退で優勝
争いから後退したため、今場所は確実に勝ち
切っておきたいところ。
横綱有利と予想。
【結果】大の里勝利
玉鷲がのど輪で押し込みかけたが
こらえた大の里が突き落としで勝利。
【三日目】9月16日(火)
大の里 ー 阿炎
結びの一番、横綱大の里と前頭筆頭の阿炎。
直近1年は三役または前頭の上位で、
常に横綱大関と当たる地位で安定している
実力者の阿炎の好取組。
大の里には昨年の秋、九州と2連勝した実績
もありますので注目の一番です。
大の里が有利と予想。
【結果】大の里勝利
阿炎の両手での押しに一瞬のけぞるものの
力強い押しで、突き飛ばし。
正代 ー 御嶽海
大関経験者同士の対戦。
両者ともに幕内の下位に低迷していますが
実力は十分にあるはず。
幕内上位に戻っての対戦を見たい取組です。
通算の対戦成績はほぼ互角ですが、先場所
二桁を勝った御嶽海がやや有利と予想
【結果】御嶽海勝利
両者の差し手争いから、御嶽海が左を巻き替えて
仕立てを取って押し出し。
【四日目】9月17日(水)
大の里 ー 伯桜鵬
結び前の一番、3連勝と順調な横綱大の里
に伯桜鵬が挑戦。先場所は横綱が引いた
ところを伯桜鵬が前に出て金星獲得。
今場所も横綱を引かせるような立ち合いが
できるかがカギになりそう。
2場所連続での金星配給は避けたい、
大の里が有利と予想。
【結果】伯桜鵬勝利
押し合いからの差し手争い、両者まわしが取れずに
前に出た横綱の押しを、徳俵で残した伯桜鵬が
うっちゃり気味の突き落としで逆転。
2場所続けての金星となりました。
阿炎 ー 豊昇龍
休場明けながら序盤3連勝の豊昇龍。
四日目は苦手の阿炎と組まれました。
昨年の九月以降は阿炎が5戦5勝と
豊昇龍は苦戦しています。
相性の良さで阿炎が有利と予想
【結果】豊昇龍勝利
阿炎が立ち合いで左に変化するも
豊昇龍が冷静に対応して、一気に向正面
に押し出し。苦手の阿炎を破り4連勝。
【五日目】9月18日(木)
大の里 ー 王鵬
結びの一番、横綱大の里に王鵬が挑戦。
先場所は横綱が押し込みながらも土俵際で
こらえた王鵬。横綱が引いたところを前に
出て押し出し。
先場所に続き、四日目で土のついた横綱は
2連敗は避けたいところ。
大の里が有利と予想。
【結果】大の里勝利
王鵬が立ち合いからのど輪で攻めるも
大の里は全く動ぜずに押し返してからの
突き落とし。
強い相撲で連敗を避けました。
宇良 ー 草野
実力者の宇良と売り出し中の草野。
先場所はスピード感あふれる押し合いの
相撲で館内を沸かせました。
今場所も好取組を期待。
今場所3勝と好調の宇良が有利と予想。
【結果】宇良勝利
土俵中央での両者の突き合いから
宇良が若干押し込んだ後に
草野の左腕を手繰りながらの引き落とし。
スピード感のある取り組みで館内を
沸かせる一番は宇良の技が光りました。
【六日目】9月19日(金)
琴櫻 ー 平戸海
大関の琴桜に今場所好調の平戸海が挑戦。
4勝1敗同士の対決。過去は大関の7勝1敗
と大関にとっては得意の相手利。ただ、
今場所の平戸海は好調なので注意が必要。
平戸海にとっては、この番付で勝ち越せば
三役が見えてくるので重要な一番です。
大関が有利と予想。
【結果】琴櫻勝利
平戸海が立ち合いで大関を押し込むも
がっちりと抱えた琴桜が余裕で残し。
左の小手投げで勝負あり。
王鵬 ー 豊昇龍
結びの一番。全勝の横綱豊昇龍と
前頭二枚目の王鵬の対戦。
横綱にとっては五月場所に黒星(先場所は
不戦敗)で金星配給した相手。
対する王鵬は序盤の役力士との対戦を
2勝3敗とまずまずの成績。三役も見えて
くる番付のため、白星を積み上げたいところ。
好調の横綱が無敗をキープと予想。
【結果】豊昇龍勝利
王鵬の強い立ち合いを、しっかりと受け止めた
横綱がもろ差しで土俵際に寄り、最後は寄切った
ように見えましたが、決まりては左下手投げ。
隙のない相撲で6連勝。
【七日目】9月20日(土)
若隆景 ー 安青錦
ともに4勝2敗とまずまずの役力士同士の対決。
大関取りを目指す若隆景にとっては2敗を
キープした状態で後半の上位陣との対戦に
臨みたいので、大事な一番。
先場所は安青錦が勝利していますが、今場所は
若隆景が勝利と予想。
【結果】安青錦勝利
両者ともに立ち合いから頭をつけての押し合い。
まわしを取ってつかまえたい若隆景に対して
低い体勢で押しを続けた安青錦が押し出し。
先場所に続いての連勝です。
平戸海 ー 豊昇龍
結び前の一番。全勝で単独トップの横綱豊昇龍と
前頭四枚目の平戸海の対戦。4勝2敗の平戸海は
六日目の琴桜戦に続いての上位との対戦。
今場所好調の横綱が有利と予想。
【結果】豊昇龍勝利
正面からぶつかり、組みあう展開
両者まわしが取れない状況で平戸海が
前へ、向正面の土俵際まで押し込むものの
横綱が土俵際で回り込み右からのすくい投げ。
全勝を守りました。
【中日】9月21日(日)
藤ノ川 ー 草野
ともに売り出し中の藤ノ川と草野の好取組。
3勝4敗同士と勝越しに向けて負けられない
取組が続く状況。先場所、先々場所と2場所
続けて草野が勝っており、藤ノ川としては
負けたくない相手。
七日目に狼雅との熱戦で館内を沸かせた
藤ノ川が勢いに乗り勝利と予想。
【結果】草野勝利
立ち合いは両者が正面からぶつかり、
土俵中央で右四つに組む展開。
藤ノ川が左を巻き替えに来たところを
草野が体を入れ替えて右上手で振り回して
土俵際に、浴びせ倒しのような形で決着。
決まり手は右の上手投げ。
玉鷲 ー 安青錦
新小結の安青錦と、前頭筆頭の玉鷲の一番。
前半戦を終えて5勝2敗と好調の安青錦は
優勝の可能性も見えてくる星勘定。
破竹の勢いで出世している若手と大ベテラン
の対照的な両者の対戦。
勢いのある安青錦が有利と予想。
【結果】安青錦勝利
立ち合いは両者が正面からぶつかり、
玉鷲が突っ張って前に出るものの
安青錦が頭をつけて組み止める展開。
そのまま、まわしを取った安青錦が
もろ差しで前に出て寄り切り。
【九日目】9月22日(月)
正代 ー 翔猿
1敗の元大関の正代と、2敗の翔猿の好取組。
今場所は幕内下位ながらも実力者同士の対決。
正代が勝てば優勝争いに絡んできそうな状況。
正代が有利と予想。
【結果】正代勝利
立ち合いでぶつかったあとに、正代が翔猿の
右差し手をとったりで赤房下の土俵際に
翔猿が残したものの、右を差しいれた正代が
そのまま反対側まで押し切って勝負あり。
8勝1敗と勝ち越しです。
若隆景 ー 霧島
東西の関脇同士の一番が九日目に組まれました。
前半で3敗となり大関とりにはもう負けられない
若隆景と、初日から4連勝のあとに五日目から
4連敗で星が五分に戻った霧島。
どちらも、負けられない一番。
大関挑戦の場所の若隆景が有利と予想。
【結果】霧島勝利
両者、正面からの立ち合いで差し手争い
右四つに組み霧島が右の半身で若隆景が
頭をつける体制。霧島がもろ差しを狙うも
右下手も切られて苦しい展開。
体制が悪い状態になった霧島が強引に
左からすくい投げで若隆景を土俵外に
投げ出して勝利。
【十日目】9月23日(火)
大の里 ー 琴勝峰
1敗の横綱と、先場所優勝の琴勝峰の一番。
先場所は十三日目に琴勝峰が勝利して
平幕優勝に前進した対戦。胸を合わせた
状態から、左上手で振り回しての上手投げ。
今場所好調な横綱が2場所連続の金星配給
は考えにくいので、横綱が有利と予想。
【結果】大の里勝利
一度目の立ち合いで合わずに琴勝峰が
突っかける形で仕切り直しに。
二度目で両者正面からぶつかるも、
大の里が余裕で受けて2,3発突っ張って
正面土俵に簡単に押し出し。
横綱の強さが際立った一番でした。
若元春 ー 豊昇龍
6勝3敗とまずまずの成績で来ている若元春が
全勝の横綱豊昇龍に挑戦する、結びの一番。
先場所は左四つから巻き替えに来た横綱を
タイミングよく押し込み若元春の金星。
今場所は横綱が有利と予想。
【結果】豊昇龍勝利
横綱が左の張り差しで立ち合い。
もろ差しで土俵際までより、俵で残した
タイミングで右からのすくい投げ。
土俵中央で鮮やかに決まりました。
【十一日目】9月24日(水)
大の里 ー 高安
1敗の横綱と、太刀持ちを務める高安の対戦。
高安は師匠の二所ノ関親方(元横綱 稀勢の里)
の弟弟子で、大の里からは“叔父”にあたる関係。
三月の大阪場所では高安が勝利しましたが
夏場所、名古屋場所と大の里が連勝。
優勝争いをしている大の里が有利と予想。
【結果】大の里勝利
立ち合いは高安が突っ張りながら前に出るも
横綱が俵まで下がるも、腕をたぐりながら正面で
踏みとどまり反撃。おっつけてからの
突っ張りで向正面に一気に突き出し。
正代 ー 安青錦
割を崩して、十一枚目の正代と小結の
安青錦の対戦が組まれました。
勝ったほうが優勝戦線に踏みとどまる
8勝2敗同士の対決。
元大関の正代が安青錦の馬力を受け止め
られるかに注目です。
勢いのある安青錦が力で押し切ると予想。
【結果】正代勝利
安青錦の強烈なのど輪をしのいで、
正代が胸を合わせて右四つ。
まわしが取れない状況ながら、組んだら
休まずに前に出て、土俵の外に寄り倒し
元大関の意地を見せた一番です。
【十二日目】9月25日(木)
琴櫻 ー 隆の勝
3敗の大関と2敗の平幕隆の勝の一番。
割を崩した形で組まれました。
大関にとっては優勝への望みをつなぐために
も是が非でも勝たなければいけないところ。
一方の今場所好調の隆の勝は先場所の琴勝峰
に続いての平幕優勝のチャンス。
琴桜が有利と予想。
【結果】隆の勝勝利
立ち合いから大関が突き押しで前に出て
正面側土俵際へ追い込むも、隆の勝が
俵を使い回り込み、大関がバランスを
崩したタイミングで一気に前に出て
西側に押し出し。
2敗で優勝戦線に残りました。
安青錦 ー 豊昇龍
全勝の豊昇竜と昨日敗れて3敗となった
安青錦の対戦。先場所は三日目で安青錦が
勝利して金星を獲得しており楽しみな一番。
安青錦はこの取組で役力士との対戦が最後
優勝の望みを残すためにも勝っておきたい。
全勝の横綱が意地を見せて勝利と予想。
【結果】安青錦勝利
立ち合いの豊昇龍のもろ手突きをしのいだ
安青錦が一気に前に、正面土俵で横綱が
残すも左四つで下手をとって攻め
最後はまわしが切れるものの、横綱の
小手投げを鮮やかな切り返しで返して
勝負あり、2場所連続での勝利。
【十三日目】9月26日(金)
琴櫻 ー 豊昇龍
大関琴桜と横綱の豊昇龍の取組。
十二日目の黒星で優勝争いから完全に
脱落した大関が意地を見せられるか。
ここ一年は3勝1敗と横綱が優勢。
横綱が有利と予想。
【結果】琴櫻勝利
立ち合いで正面からがっちりと当たり
胸を合わせた琴櫻が右四つの体制に。
まわしが取れないものの、体格差を
生かして一気に寄り。正面土俵に
横綱を寄り切って圧勝。
大の里 ー 若隆景
結びの一番、十二日目の豊昇龍の黒星で
優勝争いのトップに並んだ1敗の大の里。
大関取りを狙ったものの、6敗と不調の
関脇若隆景と対戦。
大の里が4連勝中と相性もいい相手なので
横綱に分がありそう。
【結果】大の里勝利
立ち合いで右を差し込み、下手をがっちり
とつかんだ横綱が危なげなく正面土俵に
寄り切り。前に出る圧力で格の違いを
見せつけた大の里の勝利。
【十四日目】9月27日(土)
大の里 ー 琴櫻
十三日目に豊昇龍を破った大関琴桜と
単独トップの大の里の取組。
大関が十三日目の横綱戦と同じような
力強い相撲をとれるかが見どころ。
対大の里に4連敗していますが、豊昇龍を
破った勢いで大関の勝利を予想。
【結果】大の里 不戦勝
琴櫻が休場。横綱がまさかの不戦勝で
1敗を守る形になりました。
若隆景 ー 豊昇龍
終盤で2連敗の横綱と7敗となり後が
なくなった関脇若隆景の一番。
十三日目は両者ともに完敗の内容だったので
立て直してこられるか。
ここ一年の対戦成績でも横綱が全勝と
横綱に分がありそう。
【結果】豊昇龍勝利
横綱が立ち合いで変化する注文相撲。
変化についていけずに若隆景がばたりと
手をついてあっけない決着。
【千秋楽】9月28日(日)
大の里 ー 豊昇龍
千秋楽結びの横綱決戦。
大の里が勝てば優勝、豊昇龍が勝てば
決定戦でもう一番。
ここ1年は豊昇龍が3勝1敗とリード、
夏場所の千秋楽以来の対戦。この時は
大の里の全勝優勝がかかる一番でしたが
豊昇龍が大の里の圧力を受け切っての
左からの投げで決着。
※決まりては上手ひねり
今場所の出来を見るとほぼ互角に見えますが
相性の良さで豊昇龍勝利と予想。
結果
【本割】豊昇龍勝利
立ち合いのもろ手突きで大の里の上体を
起こした豊昇龍が一気の寄りで勝利。
【決定戦】大の里勝利
立ち合いで右を差した大の里が体を活かして
前に、豊昇龍の左からの上手投げに対して
下手が切れるものの、体を預けての寄り倒し
で勝負あり。
横綱としての初優勝を横綱2場所目で達成。
まとめ
2025年秋場所の見どころは
・横綱、大関陣の復調なるか
・七月場所で平幕優勝の琴勝峰は?
・若隆景が優勝争いに絡んで大関昇進なるか
・草野、藤ノ川 若手ホープに注目
結果的には両横綱による優勝争になりましたが
白熱した取り組みを楽しめました!
あわせて読みたいおすすめ記事の紹介です
▼関連おすすめ記事:
相撲観戦に来ていた芸能人まとめ
コメント