2025年も大活躍中の
ロサンゼルス・ドジャース・大谷翔平選手。
ホームランや打点に注目が集まる中で、
ネットやSNSではこんな声も増えてきました。
「最近、三振が多すぎない?」
「調子悪いのかな…?」
実際のところ、
大谷選手の三振数は増えているのか?
気になりますよね。
この記事では、
✅ メジャー移籍後の三振率傾向
✅ 今年の三振ペースはどうなのか?
こういった点をわかりやすく整理しながら、
「三振が多すぎるのか?」
をデータで検証していきます。
どこでもアベマでMLB!
移動中でもリアルタイム観戦ができます!
ネットでMLBを生中継しているので
通勤途中や仕事の休憩中に大谷選手の
ホームランを観られるかも


三振数の比較方法
大谷翔平選手の三振が「多すぎるかどうか」を判断するには、単に三振の合計数だけを見るのではなく、比較の指標が必要です。
そこで注目すべきなのが、「三振率」です。
三振率とは
三振率とは、打席数に対して何%が三振だったかを示す指標です。
計算式は以下のとおりです:
三振率= 三振 ÷ 打席数 × 100
たとえば、打席数が400で三振が100だった場合、三振率は25%になります。
このように三振率を使えば、打席数が違っても公平に比較でき、年ごとの傾向やペースの変化を正確に読み取ることができます。
大谷選手のメジャー移籍後の三振数の推移
大谷選手のメジャー移籍後の三振数、三振率の推移
大谷選手がメジャー移籍後の三振数、三振率を表形式でまとめました。
メジャー通算成績は次のとおりです
打席数:3952打席
三振数:1005三振
三振率:25.4%
年度 | 打席数 | 三振数 | 三振率 |
---|---|---|---|
2018 | 367 | 102 | 27.8% |
2019 | 425 | 110 | 25.9% |
2020 | 175 | 50 | 28.6% |
2021 | 639 | 189 | 29.6% |
2022 | 666 | 161 | 24.2% |
2023 | 599 | 143 | 23.9% |
2024 | 731 | 162 | 22.2% |
2025 | 350 | 88 | 25.1% |
※2018年から2023年まではエンゼルス所属、2024年以降はドジャース所属。
※2025年は6/20現在の成績
大谷選手の三振、三振率 年度別のグラフ
上記の表をグラフ化したものです。このグラフを見ると、2024年に比べて若干は三振率が上昇していますが、例年と比べて大きく変化しているようには見えません。

他の打者と比べると?
ほかの強打者と比べると大谷選手の三振数は多いのか確認してみました。活躍した年代やチーム事情などがあるので一概には言えませんが、ホームランバッターの場合は20~30%程度の三振率は一般的なものなのかもしれませんね。
アベレージヒッターのイチロー選手の三振率は約10%とさすがに低い数値でした。
アーロン・ジャッジ
ニューヨークヤンキースの主砲のアーロンジャッジ選手の2016年から2024年までの三振数です。
打席数:4323打席
三振数:1209三振
三振率:28.0%
マイク・トラウト
エンゼルスの主砲で大谷選手とチームメートだったトラウト選手の2011年から2024年までの三振数です。
打席数:6647打席
三振数:1485三振
三振率:22.3%
イチロー
日本人初のメジャー殿堂入りを果たしたイチロー選手のMLB時代(2001年から2019年まで)の三振数です。
打席数:10734打席
三振数:1080三振
三振率:10.1%
まとめ
大谷翔平選手の2025年の三振数は、過去数年と比べてやや多い傾向が見られますが、三振率で見れば過去最高というわけではありません。
2025年の大谷選手の三振率は6/20現在で25.1%。他の強打者と比べても、大谷選手の三振率は平均的な水準ともいえます。三振を恐れず強く振り抜くスタイルが、結果として大きな成果につながっているのかもしれません。
選手名 | 三振率(K%) |
---|---|
アーロン・ジャッジ | 28.0%(2016〜2024) |
マイク・トラウト | 22.3%(2011〜2024) |
イチロー | 10.1%(2001〜2019) |
今後も後半戦に向けて、打撃内容とともに三振数の推移にも注目していきたいですね。
【あわせて読みたい】
メジャーリーグ関係の記事をアップしてますのであわせてご覧ください。
どこでもアベマでMLB!
移動中でもリアルタイム観戦ができます!
ネットでMLBを生中継しているので
通勤途中や仕事の休憩中に大谷選手の
ホームランを観られるかも


コメント