2026センバツ甲子園からDH導入|高校野球で起きそうな3つのケースを紹介




2026春センバツ

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2026年春のセンバツ高校野球から、
DH(指名打者)制が導入されます。

プロ野球ではおなじみのDHですが、
高校野球では初の試み。
これによって、今後の試合の流れが
少し変わってくるかもしれません。

そもそも
「DHってどういうルール?」
「DH解除って何?」

と感じる方も多いはず。

この記事では、
高校野球でのDH導入の意味やルール、
そして実際に起こりそうなケース
をわかりやすく解説します。

【本記事で紹介する3つのケース】
 ▶先発+DHの選手が降板(大谷ルール)
 ▶DHで出場していた選手がリリーフ
 ▶他のポジションの選手がリリーフ

今後のセンバツや夏の甲子園で
「あれ、さっきの交代でDHどうなったの?」
と、ならないための予習にもぜひどうぞ。


※本記事では、わかりやすさを優先して代表的なケースを紹介しています。実戦では、大会規定や申告内容などによって運用が変わる場合があります。詳細は公認野球規則や主催者の案内をご確認ください。


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高校野球へのDH制の導入

高校野球へのDH制導入の
スケジュールと狙いについてです。

高校野球での導入のタイミング

高野連では2026年の公式戦からDH制を
導入することを発表しています。

全国大会としては、2026年3月に行われる
第98回選抜高校野球大会(センバツ)
からDHが適用されることになります。

【2026センバツの日程】
 ・出場校発表:2026/1/30
 ・組み合わせ抽選会:2026/3/6
 ・大会日程:2026/3/19~31

 ※チケット発売日をこちらの記事
  で予想してます。

DH導入の狙い

高校野球でDH制を導入する目的は、
投手の負担を減らすこと
選手の出場機会を増やすことにあります。

こちらの高野連HPにDH制導入の狙いについて詳細が記載されております。

DHのルール

ここでは、高校野球で採用される
DHのルールについて概要を説明します。

簡単に説明すると、以下の2つが盛り込まれて
いることになります。
・従来からのDHルール
・大谷ルール(先発投手とDH兼任)

高校野球で採用されるDHのルールは
公認野球規則「5.11 指名打者」
に規定されているものになります。

従来のDHルールとは?


公認野球規則「5.11 (a)」についての
簡略化した説明です。


ピッチャーが打席に立たない代わりに
打撃専門の選手が出場できるルールです。

チームはDHを使うかどうかを選べるため
試合前にオーダー表に記載します。
試合開始時にDH制を選択しなかった場合は
途中からDHに切り替えることはできません。

また、試合中にDH解除となるケースもあります。
たとえば、投手が他の守備についたり、
DHの選手が投手になった場合などです。


「大谷ルール」とは?


公認野球規則「5.11 (b)」についての
簡略化した説明です。


いわゆる「大谷ルール」と言われるものです。
先発投手がDH(指名打者)としても
出場できる特別なルールです。

先発投手が投手交代した後にもDHとして
打席に立てるようになりました。

つまり、投手と指名打者の出場が
別々に扱われるため、
より柔軟な起用が可能になったということです。


大谷ルール制定の経緯

2021年のMLBオールスターゲーム
「二刀流の大谷の活躍を見たい」
というファンやメディアの要望で
特例として採用されたルール。

それが、2022年からメジャー公式戦でも
正式なルールとして適用されました。

ただ、MLBでも投手兼DHとして
先発できる選手は大谷選手以外に
いないため、実質的に大谷選手の
ためのルールとなっています。

※日本では2023年の野球規則改正で適用。



MLBやプロ野球と高校野球の違い

メジャーリーグ(MLB)や日本のプロ野球では、
基本的に投手は投球に専念
しています。
※唯一、日本のセ・リーグのみDHを採用して
 いないので、投手が打席に立ちますが
 打者としての結果は多くは求められません。

一方、高校野球では状況が少し違います。
投手が打撃でもチームの中心というケースがあり、
4番ピッチャーも珍しくありません。

また、他のポジションで出場している選手が
リリーフで登板するケースも多く見かけます。

この違いがあるからこそ、
高校野球でDH制を採用した際には
MLBやプロ野球では考えにくいケースが
発生することが予想できます。

高校野球で運用する場合のポイント

ここでは実際に高校野球で起こりそうな
「ケースごとの運用例」
を紹介していきます。

先発+DHで出場していた選手が降板(大谷ルール適用)

先発ピッチャー兼DHで出場した選手が、
試合の途中で降板。
ベンチからリリーフが登板するパターンです。

これは、先ほどの「大谷ルール」が適用され
降板後もDHとして試合に出場できます。



DHで出場していた選手がリリーフで登板

次に考えられるのが、
打撃専任のDHとして出場していた選手が、
途中でリリーフとして登板するケースです。

たとえば、チームに2人の投手がいて
そのうち1人は打撃でも中心となる選手の場合
試合途中まではDHで打者として試合に出て
リリーフとして登板する可能性があります。

このケースでは、DHで出場していた選手が
投手としてマウンドに上がったタイミングで
DH解除
、以降はDHの役割はなくなります。



このケースは、2023年のWBC決勝で
9回に大谷がリリーフで登板した際の
パターンになります。

ほかのポジションを守っていた選手が登板

高校野球では、野球センスが高く
投手だけでなく野手としても活躍できる
レベルの選手がいる場合があります。

ですので、別のポジションを守っている
野手が試合途中にリリーフピッチャー
として登板
することも珍しくありません。

このケースでは、別のポジションで出場
していた選手が、投手としてマウンドに
上がったタイミングでDH解除となります。

この時の交代は、いくつかのパターンが
あります。


・DHとして出場していた選手が守備につく
 DHの選手が守備につき、交代した投手は
 ベンチに下がる。


・投手として出場した選手が守備につく
 降板する投手が守備につき、DHの選手が
 ベンチに下がるパターンです。交代した
 投手はDHの選手の打順に入ります。


・ベンチの選手が守備につく
 ベンチにいる控え選手が守備につき、
 降板した投手とDHの選手がベンチに
 下がります。ベンチから出てきた選手
 はDHの選手の打順に入ります。



まとめ

2026年春のセンバツから始まる
高校野球のDH
(指名打者)制は
プロ野球とは違い様々なケースが
想定されます。

今回紹介したようなパターンのほかにも
思いもよらないケースが実戦で
見られるかもしれません。

今後の高校野球ではDHの使い方で
試合展開が変わるかもしれませんので
注目していきたいです。


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