大統領選挙で為替はどう動くのか

資産形成

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こんにちはTKです。

FIREを目指してインデックス投資をメインに資産形成に励んでおります。10/27に日本では衆議院選挙が行われ、自公過半数割れにより政局が不安定な状況になってますね。そして、来週の11/6(アメリカ時間)にはアメリカの大統領選挙の投開票が予定されております。共和党のトランプ復活なのか、民主党のハリスさんが政権を維持するのかで注目が集まってます。ということで、来週は為替も株式も大きな動きがありそうなので過去の大統領選挙(21世紀以降)の際に為替の動きがどうなったのかを調べてみました。

まとめ

大統領選挙の後は、為替相場が急激な動きをすることが多いと言えそうです。仮に今の水準(150円)から10%動くとすると135円~165円での幅で想定しておく必要がありそうです。


11/6当日の為替の動きをまとめたものです


ドル円為替の推移(2004年以降)

2004年以降のドル円の為替相場がどのようなに推移してきたかを調べてみました。2004年の1月に107円程度で始まり、75.8円(2011/10)~161.7円(2024/7)の範囲で推移ししておりました。下記のグラフのようになり、2024年11月1日は152.1円と長期で見ると円安の水準になっている状態です。赤線の部分が、大統領選挙が行われた11月初旬付近になります、ぱっと見ですが大統領選挙の後は為替相場が急激に動くパターンが多そうです。

記事中の為替レートはみずほ銀行のホームページの公示データを使用してます。

過去の大統領選の結果と為替の動き

過去の大統領選挙の結果と、その時の11月初旬(11月の最初の平日)と年末最終日の為替レートをグラフ化したものです。


【2004年】ジョージ・W・ブッシュ再選
選挙結果:ブッシュの再選
為替推移:1.7%円高(11月初旬 106.0円 → 12月末 104.2円)


【2008年】バラク・オバマ vs ジョン・マケイン
選挙結果:バラク・オバマの勝利
為替推移:8.2%円高(11月初旬 99.1円 → 12月末 91.0円)


【2012年】バラク・オバマ再選
選挙結果:オバマの再選
為替推移:8.4%円安(11月初旬 79.9円 → 12月末 86.6円)


【2016年】ドナルド・トランプ vs ヒラリー・クリントン
選挙結果:ドナルド・トランプの勝利
為替推移:11.2%円安(11月初旬 104.8円 → 12月末 116.5円)


【2020年】ジョー・バイデン vs ドナルド・トランプ
選挙結果:ジョー・バイデンの勝利
為替推移:1.2%円高(11月初旬 104.8円 → 12月末 103.5円)


過去5回の大統領選挙の際の為替変動比較

先ほどの大統領選挙時の為替変動の結果をまとめたものになります。2004年と2020年はさほど大きな変動がありませんでしたが、それ以外の2008,2012,2016の選挙後には為替相場が10%前後の動きをしております。今回2024の為替相場がどのような動きになるかは不透明ですが、選挙結果次第では大幅な変動が起こる可能性もあると考えておくほうが良さそうです。

まとめ

為替の変動幅が大きく不安定な状況なりそうですので、大きく利益を出すチャンスかもしれません。ただ、逆に大きな損失になる可能性もあります。儲けられるチャンスと見るか、損失拡大で退場するリスクのある相場と見るか、、、人それぞれでの判断が分かれるところだと思ってます。
私としては、「凡人は市場に勝てない」ということを守り、いつも通りにインデックス積立投資を淡々と続けようと思います。


最後に簡単に自己紹介。
こんなレベルでブログを始めてあたふたしてますのでよろしくお願いします。
FIREするためにまじめに働くという矛盾と戦っている40代のサラリーマンです。ITレベルが低すぎてブログやりつつスキルアップ目指してます。
・WORD、Excel:何とか使える
・プログラミング:まったく無理
・パソコンの設定:サポートに丸投げするタイプ

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