夏の甲子園で試合数の違いの影響は?

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こんにちはTKです。

お盆休み中には、阪神甲子園球場で高校野球の夏の大会が開催されております。テレビで高校球児の活躍を観ながら楽しませていただいてます。昨日ベスト16の試合が行われ、日ハムの新庄監督が母校に応援に来たとか、島根の大社高校と早稲田実業の11回タイブレークでの死闘などと話題になり、熱戦が展開されてました。特に地方の公立高校の大社高校が早実に勝ち93年ぶりのベスト8進出を決めたのはニュースになっておりました。
試合を見ていて思ったのが、大社高校と早稲田実業はともに8/11に1回戦、8/15に2回戦を行い、8/17に3回戦(ベスト16)での激突でした。試合の間隔では中3日→中1日になっており、この後も勝ち進めば中1日での試合が続くことになります。出場校数の関係から2回戦から登場するチームに比べ疲労が多くなりそうだなと思い、トーナメントの組み合わせによる有利不利を調べてみました。
 

まとめ

・ベスト8までの試合では、6日目から登場するチームが中3日→中2日で一番有利。5日目に登場するチームが中3日→中1日→中1日で過酷な日程。
・2010年から2023年までの13大会での優勝校は、2回戦からの登場→6校、1回戦からの登場→7校となっています。出場49校のうち34校が1回戦から出ていることを考えると、2回戦からの登場が有利になっているのではないかと思ってます。サンプル数が少ないので有意差があるとはいいがたいですが。。。

本記事は「AERA増刊 甲子園 2024」に掲載されている情報をもとに作成してます。手作業での集計のため多少のミスはご容赦ください。


ベスト8に勝ち上がった島根の大社高校の記事です。一番不利な日程から勝ち上がれるか楽しみです。


夏の甲子園って何?

このブログ読んでいる時点で説明いらないとは思いますのが、超簡単に書いておきます。日本全国の高校野球チームが競う全国高等学校野球選手権大会です。毎年夏に兵庫県西宮市の甲子園球場で開催され、全国的な注目を集めます。負ければば終わりのトーナメント制での熱戦は非常に盛り上がります。毎年、NHKで生中継され故郷でお盆休みを過ごす人たちがテレビ観戦したりしております。私自身はラジオ放送を聞きつつドライブするのが密かな楽しみです。

出場校の決め方は

各都道府県で予選大会を実施し、優勝した学校が各県の代表として出場することになります。予選大会もトーナメントの一発勝負なので、思いがけないドラマが生まれることがあります。出場校の多い、北海道と東京ではそれぞれ2ブロックに分けて予選を実施し、2校づつが代表校となりますので計49校が代表校として全国大会に出場します。

記念大会(10年おき)の時には、出場校の増枠が行われる場合があります。直近では2018年の100回記念大会で増枠され(愛知、神奈川、大阪、千葉、兵庫、埼玉、福岡)が各2校づつの代表となり、56校での大会でした。

組み合わせの決め方

甲子園夏の大会の組み合わせ抽選会は、全国高等学校野球選手権大会の開幕直前に行われます。出場校のキャプテンや監督が参加し、トーナメントの対戦カードを決定します。抽選は無作為に行われ、シード制度はなく、すべての学校が平等に対戦相手を選びます。
49校でのトーナメントになりますので、1回戦からの出場34チームと2回戦からの出場15チームに振り分けられることになります。

今年の組み合わせ

さて、本題の組み合わせによる有利不利についてですが、今年の組み合わせ表を基に考えていきたいと思います。8/7~8/24の(試合は14日間)の日程のため、ベスト8→準決勝→決勝は中1日の休養日を挟んでのかなりの過密日程になっております。

・1日前の第1試合登場校と2回戦(6、7日目)からの登場チーム
 中3日or中2日 → 中2日の日程でベスト8に臨む日程です
 ※初日の第一試合の出場校は 中5日 → 中2日 → 中2日の日程

・1~3日目での登場チーム
 中4日~中6日 → 中2日 → 中1日の日程でベスト8に臨む日程です

・4~5日目での登場チーム
 中3日~中4日 → 中1日 → 中1日の日程でベスト8に臨む日程です
 特に5日目の登場チームは中3日 → 中1日 → 中1日と一番過酷な条件ですね。

過去の優勝校は

先ほどのトーナメント表を見ても、2回戦からの出場のほうが試合数も試合間隔も有利に戦えるのではないかと思い、2010年以降の歴代優勝校の初戦が1回戦or2回戦を調べてみました。
全13大会のうち6大会で2回戦からの登場校が優勝しております、割合としては約46%。全出場校のうち、2回戦からの登場は29%程度なので2回戦からの登場のほうが若干有利になっているのかなという気がしてます。

まとめ

トーナメントでの大会のため試合数の違いが発生するのは仕方ないのですが、短い期間での大会のため組み合わせ抽選による運不運が発生している気がします。とはいえ、試合数の有利だけでは勝ち上がれるものではないと思いますし、全国の強豪校は一番きつい日程を想定した選手育成を行い準備を進めているはずです。暑いなかでの熱戦を期待したいですね。


最後に簡単に自己紹介。

こんなレベルでブログを始めてあたふたしてますのでよろしくお願いします。

FIREするためにまじめに働くという矛盾と戦っている40代のサラリーマンです。ITレベルが低すぎてブログやりつつスキルアップ目指してます。

・WORD、Excel:何とか使える

・プログラミング:まったく無理

・パソコンの設定:サポートに丸投げするタイプ

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