元横綱・白鵬が相撲協会を「退職の意向」とのニュースを聞いて、歴代横綱を振り返る

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こんにちはTKです。

4/9に宮城の親方(元横綱・白鵬)が日本相撲協会を退職する意向であるというネット記事が文春オンラインに出てました。

またしても「横綱経験者が角界を去ってしまうかも」という寂しさがあり、最近の横綱経験者の引退後の状況を調べてみました。

まとめ
平成以降で引退した横綱14人(白鵬含む)で調査してみました。不祥事とかも色々ありましたけど、横綱経験者で協会に残り続ける人は少なくなっているのかもしれません。

現役の親方8人
定年前に死去1人
定年前に退職3人
引退後に退職2人





白鵬の退職のニュース

4/9の文春オンラインで「元横綱・白鵬(40)が相撲協会「退職の意向」 直撃に本人は否定せず、宮城野部屋は無期限閉鎖中」との記事で出ていました。

あくまで、文春のスクープ記事ですので真意は定かではありませんので続報を待ちたいと思います。

横綱経験者は協会を辞めるケースが多いのでは

今回の白鵬の件もそうですが、若貴兄弟など横綱で活躍した力士が相撲協会を辞めるパターンが多いように感じるので、平成以降に引退した力士の引退後の状況を調べてみました。

平成以降に引退した横綱の引退後

平成以降に引退した横綱の引退後の状況を調べてみました。全部で14人の横綱がいましたので、引退した順に記載してます。

引退日引退後
第58代
千代の富士貢
1991年5月九重部屋師匠
2016年に61歳で死去
第62代
大乃国康
1991年7月芝田山部屋師匠
現在62歳
第63代
旭富士正也
1992年1月伊勢ヶ濱部屋師匠
現在64歳
第61代
北勝海信芳
1992年3月八角部屋師匠
相撲協会理事長
現在61歳
第66代
若乃花勝
2000年3月藤島親方襲名
2000年12月退職
第64代
曙太郎
2001年1月曙親方として指導
2003年11月退職
第65代
貴乃花光司
2003年1月貴乃花部屋師匠
2018年10月退職
第67代
武蔵丸光洋
2003年11月武蔵川師匠
現在53歳
第68代
朝青龍明徳
2010年1月引退後退職
第70代
日馬富士公平
2017年11月引退後退職
第72代
稀勢の里寛
2019年1月二所ノ関部屋師匠
現在38歳
第71代
鶴竜力三郎
2021年3月音羽山部屋師匠
現在39歳
第69代
白鵬翔
2021年9月宮城野親方
(伊勢ケ浜部屋付き)
現在40歳
第73代
照ノ富士春雄
2025年1月年寄・照ノ富士
(伊勢ケ浜部屋付き)
現在33歳

引退後の状況を分析してみた

上記のケースを分析してみました。14人中5人(若乃花、貴乃花、曙、朝青龍、日馬富士)が定年前に協会から退職しています。

現役の親方
部屋の師匠
6人大乃国、旭富士、北勝海、武蔵丸、稀勢の里、鶴竜
現役の親方
部屋付き
2人白鵬(※1)、照ノ富士(年寄名跡未取得)
定年前に死去1人千代の富士
定年前に退職3人若乃花、曙、貴乃花
引退と同時に退職2人朝青龍、日馬富士(※2)

※1:宮城野部屋師匠だったが、懲戒処分により伊勢ケ浜部屋に転籍
※2:引退時に日本国籍未取得のため退職

若貴以降で見てみた

特に若貴以降の横綱(2000年代以降)は定年まで残る方が少ない状況ですね。先ほどの表から若貴世代以降の横綱のみにしてみました。全員で10人、今も協会に残っているのは半分の5人。終身雇用の時代が終わったのも関連しているのかなぁと思ってしまいます。

引退後に相撲協会に在籍していた年数(まだ在籍している場合は2025年4月現在)

現役の親方
部屋の師匠
3人武蔵丸(約22年)
稀勢の里(約6年)
鶴竜(約4年)
現役の親方
部屋付き
2人白鵬(約4年)
照ノ富士(約2か月)
定年前に退職3人若乃花(約1年)
曙(約3年)
貴乃花(約15年)
引退と同時に退職2人朝青龍(即退職)
日馬富士(即退職)

まとめ

横綱を引退後に師匠として後進の指導を行うというイメージがありましたが、このように調べてみると、横綱を務めた力士でも定年まで相撲協会で勤め上げるのはレアケースになりつつあるのかもしれません。
文春の報道にあるように、宮城野親方(元横綱・白鵬)が本当に退職する意向なのか、それとも報道が違うのかはわかりませんが、退職だとしても珍しいことではなさそうですね。

続報を待ちたいと思います。





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