石破ショックを振り返る

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こんにちはTKです。

2024/9/27に自民党の総裁選挙が行われ、石破さんが新総裁に選出されました。その日の為替相場は、円安方向に振れてからのドカンと円高という急激な動きをしました。今後の参考になるかと思い、どんな動きがあったのだろうということを時系列で調べてみました。

まとめ
やはり、国のトップが変わると言う事は影響があり市場の変化も激しいんだなと言う事を実感しました。こういうのを見ると短期での投資は素人には無理だと再認識しました。

７月の下落始まる直前に書いた記事です、、、見る目がないのを実感してます
＿|￣|○

自民党総裁選挙
2024年9月の総裁選挙
9/27投開票日の動き
9/27ドル円為替レートの動き
まとめ

自民党総裁選挙

総裁選の基本的な仕組みは以下のようになっております

・投票権
　国会議員票（議員各一票）・・・合計：368票
　党員票（比例配分で各県に配分）・・・合計：368票
　※党員票は国会議員票と同数とする規定
・投票方法
　国会議員票・・・投開票日に無記名投票
　党員票・・・郵便投票など（各都道府県で規定）
・当選者決定方法
　上記の投票結果で過半数を獲得した候補者が総裁選出。
　過半数を超える候補者がいない場合は、上位2名で決選投票
・決選投票の票数
　国会議員票（議員各一票）・・・合計：368票
　都道府県票（各一票）・・・合計：47票
　※都道府県票はそれぞれの都道府県で得票数が多かったものが獲得

2024年9月の総裁選挙

8/14に岸田総理大臣が、来月の自民党総裁選挙に立候補しない意向を表明したことを受けて、9月に実施されました。日程と候補者は以下のような形でした。

日程
　8/20　選挙日程公表
　9/12　告示日
　9/26　党員票締め切り
　9/27　投開票

候補者
　高市早苗（前経済安全保障担当大臣）
　小林鷹之（元防衛副大臣）
　林芳正（元外務大臣）
　小泉進次郎（元環境大臣）
　上川陽子（外務大臣）
　加藤勝信（前厚生労働大臣）
　河野太郎（デジタル大臣）
　石破茂（元防衛大臣）
　茂木敏充（自民党幹事長）
　※過去最多の9名が立候補しました

9/27投開票日の動き

9/27の投開票日の動きを見ていきたいと思います。1回目の投票では高市氏がトップだったのですが、決選投票で石破氏が逆転勝利しました。

12:00頃
　各陣営で昼食会や出陣式などを実施
　皆さん、ゲン担ぎでカツカレーを召し上がっていたようです。
13:00～
　自民党本部のホールに国会議員が集まり国会議員票の投票開始
13:30頃
　投票終了
14:10
　開票結果が発表され、高市氏と石破氏の決選投票となる
　1位　高市氏　181票（議員票：72、党員票：109）
　2位　石破氏　154票（議員票：46、党員票：108）
14:10-14:30
　高市氏、石破氏が決選投票に向けての演説
14:30頃
　決選投票開始
14:55頃
　投票終了
15:23
　開票結果発表、石破氏が新総裁に選出！！
　1位　石破氏　215票（議員票：189、都道府県票：26）
　2位　高市氏　194票（議員票：173、都道府県票：21）

9/27ドル円為替レートの動き

9/27の総裁選挙当日の為替レートの動きと先ほどの総裁選挙の進捗状況を照らし合わせてみました。
※ドル円為替の数値は15分足の始値（15:00-15:30は5分足）でプロットしたものです。

午後に入ってからだらだらと円安方向に動き、1回目の投票で高市さんがトップになり146円台で落ち着いていたのですが、決選投票の結果が出たタイミングで143円後半まで円高に急激に動き、その後143円台前半まで円安が進みました。高市さんと石破さんの政策の違いにより、最終的に為替相場が円高方向に動いたのでしょう。

まとめ

普段の国政選挙ですと日曜日に実施されるので、ここまでタイムリーに相場の動きが見えませんが、今回の総裁選は市場が動いている時間帯での選挙なので、市場の動きと選挙結果がリンクして見られるので面白かったですね。そして、国のトップが変わることでの影響があり市場の変化も激しいんだなと実感しました。
それと同時に、こんな短時間で大きな値幅（145円→146.5円→143円）のような値動きをする相場では大きな利益が出るかもしれませんが、逆に大きな損失のリスクもあると思いました。やはり、サラリーマン投資家は愚直に長期でのインデックス投資が正解なのかな＾＾